70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

音訳

忘れること前提で困らないように仕組み作り

高血圧の薬 毎日1錠血圧を下げる薬を飲んでいます。 毎朝忘れないようにスマホでリマインダー機能を使っています。 朝の8時に薬を飲む通知が来て、飲んだあと「服用済み」になるのです。 それでも混乱します。 服用したあとに操作をしたかどうか、 服用する…

音訳ボランティア基礎講座 音訳について考え直しています

音訳ボランティアの基礎講座 新学期が始まり音訳のボランティアを募集し、 2年ぶりで基礎講座をすることになりました。 私も指導者講習会を受講させてもらったので、 説明会でお話しすることになりました。 活動の内容の紹介などですが、 改めて音訳の活動…

本一冊に込められたあれこれ 夏目漱石を核にして出版よもやま話

ブックデザイナー 祖父江慎さんは本全体をデザイン。 装丁家というと表紙デザインをする人と思っていました。 ブックデザイナーの祖父江慎さんは、 字体や組み方、紙の質感まで全部をデザインされているそうです。 組み方とは行間、字間、上下の隙間から何か…

Amazonのオーディオブックより音訳の方がいいと言われた

オーディオブック 本を朗読したオーディオブックがいくつかあります。 アナウンサーや俳優、声優のプロの方が読んでいます。 Amazonのオーディブルは私もいくつか作品を買いました。 小説はオーディブルでも購入できるので、 録音図書のライバルになると思っ…

見えないことを想像する 発見ばかりです

ポスター作り 市の施設の統廃合のため、 4月から視覚障がいの方の茶話会の場所が変更になります。 案内用のポスター掲示を新しい施設の方にお願いしました。 使用会場の一覧の掲示板はあるのですが、 目が不自由だと見つけることが困難なのです。 会の名前を…

音訳講習会 口中音対策や正確に伝えることの大切さについて

口中音対策 音訳活動ではたくさんのスキルが必要になります。 最初は読むことができればいいと、簡単に思っていました。 実際はアクセントやピッチ、間の取り方などで内容の伝わり方が違ってきます。 それとベテランの方も揃って仰るのが「口中音」です。 口…

とてもショック 私ってどうしちゃったのかしら!

宿題忘れて 音訳の図書館グループでは、月に一度勉強会があります。 初見で文章を読むこともありますが、 下調べをする宿題もあります。 「意味のかたまりで読む」ための下読みです。 どこまでがかたまりか、主語と述語を確認します。 表や図、写真をどのよ…

見えない障害 想像力をつかわないと見えない

茶話会 視覚障害のかたとの茶話会では気付きがたくさんあります。 例えば 最近あった日航機の事故で、 脱出シュートで皆さん助かりました。 でも荷物は全部機内においてくださいと指示されます。 視覚障害者の白状も持ち出すことができません。 先がとがって…

人生のよろこびについて 視覚障がいの方の場合 録音図書の役割

茶話会 視覚障がいの方の茶話会では、 毎回さまざまな話題が出ます。 中途失明の方はまず目が見えなくなることで、 「これから楽しいことなんて何もない」 と思ってしまうようです。 それが録音図書があることを知って 「楽しいこともあるんだ」とちょっと明…

『禅の教え12か月』 青山俊董 著 声や音は人格をあらわす 聴いただけで心が安らかになる声を目指して

尼僧 青山老師は現在の日本を代表する尼僧。 曹洞宗の修行道場で尼僧さんを長く指導している方。 青山俊董 - Wikipediaによると、 5歳からお寺の生活をして大学や大学院で仏教を長年学んだ後 澤木興道、内山興正、余語翠巖らに師事した、とあります。 南嶺管…

お腹を使って大きな声を出す お坊様の声がいいこと健康なことの要因かも

法話 毎日の管長日記と共に小池陽人さんの法話も聞いています。 小池三の法話を聞いていて、なるほどと思ったことがあります。 聴き手に伝えようと声に力を込めています。 クスッと笑える話も涙を誘う話もある中で、 これぞ「仏教の教え」というところで声を…

『声に出して使いたい 大和言葉』齋藤孝 著 「こもれび」を英語に訳すの難しい?!

大和言葉の魅力 音読練習になるかなって借りた本です。 知っている言葉が大部分でしたが、 声に出すより内容が面白くて読みふけってしまいました。 正確な意味を知らなくて誤用していた言葉もあったので、 国語の勉強になります。 「泡沫」を「うたかた」っ…

指導者養成講習会のまとめ 音訳者でなく「朗読奉仕員」だったんだ

修了書 講座が全部終わって修了書をいただきました。 よく読んでみたら「朗読奉仕員指導者養成講習会」って書いてあります。 音訳と朗読とは違います、その違いは・・・って勉強したんですけどね。 とにかく資格として履歴書にも書けます。 もう履歴書を書く…

指導者養成講習会もあと2回 まとめの時期になりました

実習 講習会の参加者が25分ずつの模擬講習をする実習がありました。 体調が悪くて一番最初にしていただいたので、 今から思うと反省点がたくさんあります。 講師の先生方からは、実践的な指摘をいただきました。 全体をまとめてみました。 ①最初にその講義…

【指導者実習】3 視覚障がい者理解 誰のための音訳か

移動と情報 目の不自由な方が不便に思うことは移動の自由と情報の入手です。 移動に関しては点字ブロックや駅のホームのホーム扉など物理的な改良がありますが、 まだまだ普及は進んでない ガイドヘルパーは同行サービスですが、 病院行き帰りは利用できるけ…

【指導者実習】2 音訳と朗読の違い

音訳の定義 誰に: 活字にアクセスすることの難しい人に 何をする:目の代わりとしてそれらの情報を伝える あくまでも目の代わりになるというのが大原則だから あるものは読み、ないものは読まない。 写真やグラフも説明します(処理) 感情を入れたり感想や…

【指導者実習】1 差別解消法と読書バリアフリー法

音訳活動は法律に基づいて 音訳ボランティアの活動をするにあたって、 知っておきたい法律があります。 まずは障がい者(音訳の利用者は主に視覚障がい者です) が情報を得るのは権利であり、 障がい者が情報を他の人と同様に得られるようにするのは、 サー…

障害者支援の難しさ できることまで手を出して欲しくないって気持ち

支援の方法 障がい者の方を見かけたとき、支援したい気持ちがあっても 「どう声をかけたらいいかわからない」のが実情です。 いままで 「支援が要らなかったら、そういうから声はかけてもらいたい」 という意見を聞いていました。 でも、最近の集まりで当事…

音訳中級講習会 一人一人に丁寧な指導で改善点がわかってきました

5回連続 週に1回5回の連続開催でした。 ベテランの先生で3年くらい前にも参加しました。 参加者は初級者講習を終えたばかりの5名を加えて 10名以上。 毎回全員が資料を読んで、先生の指導を受けることができました。 いつも予定時間をオーバーするほどの、熱…

【指導者養成講習会】専門書の音訳 理数系 需要はあるけどルール作りはこれから

ルールはない 音訳には正解はない、とよく言われます。 正解はないけど、わかりにくい音訳はあるのです。 それでも表やグラフの読み方は、経験に基づくひな形ができています。 理数系の専門書では、正確に伝えることが特に必要。 小説の人の名前を誤読しても…

小物作り 夜は頭が働かない 昼間使いすぎました。

計算違い 失敗!! 縫い代なしで裁断してしまいました。 小さなコインケース。 実物大型紙があるのに、手間を惜しんで型紙を写さず、 本の図面を見ながら裁断して失敗。 こんなの簡単と馬鹿にしていました。 夜だったから頭が働かなかったのかもしれないです…

【音訳と朗読の違い 】 音訳は自分のためではないので、おもしろくなくても読みます

新人さんの質問 先日の音訳中級講習会で新人さんが質問しました。 「そもそもなんですけど、音訳と朗読に違いって何ですか」 初級講習の時にもそのお話はきっとあったと思うのですが、 講習会で勉強していて、また疑問が湧いたのでしょう。 ただ読むだけでな…

【音訳中級講座】 自分の癖を指摘していただけるのがありがたい 何度でもそういう機会は必要

地元での講座 私の所属している図書館の音訳ボランティアのために、 中級講座が開かれています。 今年初級を始めて受けた、新人さんもご一緒に。 今日は5回シリーズの2回目でした。 講師の先生から、一人ずつ丁寧な指導を受けることができます。 忘れてし…

【ボイスオブデイジー】ダウンロードしたファイルをiPhoneで聴く 試行錯誤中

ボイスオブデイジー デイジー形式のファイルをiPhoneやiPadで聴くためのアプリです。 有料 3180円でした。 OSのバージョンアップでそのままでは使えなくなりました。 サポートに聴いたり調べて、DropBoxを使ってできたのですが、 その後dropboxの仕様変更で…

【音訳奉仕員指導者養成講習会】⑨発生、発音(調音)、アクセント 聴いて覚えるしかないのです

アクセント辞典 今までNHKのアクセント辞典だけ持っていましたが、 三省堂のアクセント辞典も購入することにしました。 NHKのアクセント辞典は、アナウンサーが読むための言葉が集められています。 それも全国のNHKアナウンサーの平均的な読み方。 だから、 …

【音訳奉仕員指導者養成講習会】⑧音声技術指導のポイント 私は基本がまだなのを再認識

基本がわからない 音訳特有の言葉があります。 ・ピッチ ・ピーク ・テンポ ・ポーズ ・プロミネンス それぞれどういうことか、 なんとなく耳にして知っているつもりでも、 しっかり定義しておくことが必要。 ピッチ その人の音域の中で音の高さや低さ 絶対…

【音訳奉仕員指導者養成講習会】⑦「眼の代わりになること」が大切 そして仲間であること

音訳って何 指導者養成講習会も7回目からは点訳と音訳が別れます。 音訳に特化しての実践的なお話になります。 一番最初に問われたのは「音訳って何ですか」 ボランティア養成講座で、受講者に聞かれてなんと答えるか、 一人ずつ答えました。 ・朗読とは違う…

Winmail.dat の添付ファイルが来たときの対処法 PDFにしてgoodnote5に取り込む  個人メモ

音訳資料 地元で初級音訳講習をしている先輩から資料をいただきました。 メールに添付だったのですが、 どういうわけかPCのメーラーのアウトルックの調子が悪く、起動しません。 niftyのWEBメールで開いてみたところ 添付されていたのが、Winmail.dat iPadや…

【音訳奉仕員指導者養成講習会】アップデートが必要

今回は5回目 4回目の記事を書けないままに今日は5回目がありました。 久しぶりに会場に行っての講習会参加。 コロナの不安がある人はZOOM参加も可能と言うことで、 会場10人ほど。 暑かったけど、講師の先生に直にお目にかかるといいです。 眠気にも負…

【管長日記】声の力 おろそかにできません 私の声は嘘偽りがあるのかしら 

心に残っている声とは 管長日記の中で紹介されていた松居 桃楼さん。 松居 桃楼とは - コトバンク 私はよく知らなかったのですが、 劇作家で社会福祉でも活躍なさった方。 南嶺管長は中学の時にラジオ放送でこのかたの講話を聞いたそうです。 そして今でもそ…