70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

インド哲学・仏教

余命を生きる森永卓郎さんは 仏陀と横並びと認識している

余命宣告から1年 昨年がんで余命4ヶ月と言われた経済学者の森永卓郎さん。 それから1年ほど経ちますが、執筆に動画にと大活躍です。 8月には自分の人体実験。 1ヶ月に13冊の本を書くと決めて、 ほぼ徹夜状態で書き続けたそうです。 それでもそのあとの検診で…

出家的な生き方 リタイア後の年金生活はそれに近い

年金生活 もう長く年金生活です。 私は第3号被保険者期間が長いので、 主に夫の年金で暮らしていることになります。 70歳の憂鬱の一つの原因は、 働いていないのにお金をもらっている、 これでいいのか、という心のモヤモヤにもあります。 年金受給者が多く…

仏教(宗教)はアミューズメントでお寺はアミューズメントパーク

一切皆苦 生きていることは苦しいというのが仏教の教えの根本です。 だから苦しくて当たり前。 それは江戸時代には農民とか苦しい生活をしている人を、 諦めさせることに使われてしまいました。 でもそんな中にも救いが必要で、 それがお寺だったかもしれな…

試練をいただく そう思えば怖いものがなくなりそう

管長日記 今日の管長日記の中で一番心に残った言葉は 「試練をいただく」 現代禅学の泰斗、小川隆先生を聞き手にしての対談に 恐縮しての言葉です。 これってとても力づけてくれるお守りになりそうな言葉です。 自分のとって手に余るような依頼を受けたとき…

伝統とかしきたりについて 関心がなくて生きてきたみたい

音訳勉強会で 定期的に勉強会があり、 言葉にまつわる記事などを読んでいます。 その中の一つのエピソード。 「鰤」は「ぶり」と読むのですが、 「はまち」とも読むと言うことです。 鰤は出世魚で大きくなるに従って呼び名が変わります。 大阪では ツバス→ハ…

しくじりがあって当然と思うと気持ちが楽になる 人生は甘くはないのだから

しくじる 子供の頃から今もって、しくじることを恐れていたような気がします。 だから不安になったり後悔したりするのでしょう。 しくじったときはそれをなかったことにしようとあがいてみたり。 そんなことをしているから、生きるのが楽しくなくなる。 しく…

【管長日記】世の中は無常だから努力することができる

無常を信じて努力する 無常とは広辞苑では 常(つね)でないこと、永続性を持たないこと ・・・ 苦、無我とならんで、仏教の伝統的な現実認識 とあるそうです。 スマナサーラ長老の著『無常の見方』からのお話です。 無常の見方: 「聖なる真理」と「私」の幸…

【イス坐禅】体幹を鍛える 電車に中でも立っていたくなります

紙風船 イス坐禅会では毎回紙風船を使ったワークを最初にします。 直径20cmくらいの紙風船を、息を吹き込まずに膨らまします。 ある程度広げてからポンポンと上に突くとだんだん丸くなります。 全員で紙風船を突く様子は大人が身体と心を緩めるためのワーク…

【イス坐禅】自分の身体の中に自然があることを感じる

日常の禅 開口1番の南嶺の言葉、どうしてイス坐禅を東京駅の近くで行っているか。 人工物ばかりの中だけど、 その中で自分の体中に自然があることを感じてもらいたから。 鎌倉のお寺は自然に恵まれていて、そこまでくれば坐禅の環境として最高。 でもそれは…

白隠禅師と盤珪禅師 どちらも大切にする考え方

盤珪禅師(ばんけいぜんじ) 江戸時代中期の禅僧です。 白隠禅師(はくいんぜんじ)より少し前に禅宗で大きな影響力を持っていた高僧。 開山となったお寺の数も育てた弟子の数も白隠に負けないくらい。 それが、今では白隠の陰に隠れてあまり評価されていな…

【管長日記】人間にとって一番大切なこと 心を波立たせず微笑んでいること

『天台小止観』を読む 岩波文庫にあるそうですが、 調べたら絶版のようで中古で高価で取引されています。 坐禅を学びたいと思う初心者にとって、最上のテキストであると言われ、また坐禅のやり方を教えた書物のなかでは、一番古い時代にできたものであり、一…

わたしにはきな粉がある そう心の中でつぶやいてセールに惑わされない

ブラックフライデー 数年前から目に付くようになった安売りセール。 米国発祥のようです。 Amazonとかが盛んにアピールするので、 私もつられて食料品など買い込んだものです。 確かに日用品などが通常より安くなるので、 この機会にとまとめたり先取りで買…

【イス坐禅】肩回しのとき反対の手を添えると効果あり

盛りだくさん イス坐禅会は中身が盛りだくさんで覚えきれないです。 管長日記で振り返ることができるので復習になります。 第1050回「心とは - 六回目のイス坐禅 -」2023/11/22【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師 - リラックス…

【イス坐禅】今度はゴルフボールとひもの登場 身体に備わっている神秘を体感

足裏 イス座禅の前のウォーミングアップでは今までテニスボールを使っていました。 今回はゴルフボールを渡されたのでちょっと驚きました。 (わたしテニスボール買ったのに) ゴルフボールだとピンポイントで足裏を刺激できます。 いつもの三カ所とか、気持…

イス坐禅について聞かれました 南嶺管長が始めたんじゃないけど

友達との会話 近況を話していて「イス坐禅」に行っているというと、 友達が関心を持ってくれました。 簡単に「教えて」って言われても、そんなに簡単には教えられない。 またどうして座禅というには、 ヨガから始まってインド哲学、 そこからお釈迦様が出て…

【臨済録】「随所に主と作る」何度も肚落ちして身についていくのでしょう

イス座禅会 流れは前回と同じですが、内容は工夫されてバージョンアップ。 6時半開始。 身体をしっかりほぐし、自然な立つ姿勢の説明と 座ったときの姿勢や仙骨の位置の解説があってから短くイス座禅。 臨済録の講義というか法話?が30分くらいあって10…

たった1分間なのに 集中することの練習

呼吸瞑想 毎日の管長日記では最後に1分間の呼吸瞑想があります。 たった1分間でも大きな効果があると南嶺管長が仰います。 お話を15分聞いて1分間瞑想をする、それができないでいます。 コーヒーを飲みながら、朝食を食べながらのときもあります。 どうして…

【イス坐禅】かかとから息を吸ったり吐いたりします

イス坐禅会後半の実習 臨済録の講座のあと10分ほどの休憩の後で 8時から坐禅の実習を25分くらいして、 少し質疑応答の後8時半には終了して皆さん帰宅します。 アンケートもあったのですが、帰宅を急ぐ方はそそくさと帰り支度。 かかとでの呼吸 具体的な方法…

【イス座禅】臨済録講話 「病は不自信の処に在り」の解説を心に刻んで

臨済録 取り上げた禅語は 「病は不自信の処に在り」 これだけではわかりません。 病気は気弱になるからだという意味ではないです。 以下南嶺管長のお話をメモしました。 この場合の「病」とは 欠点のこと。 修行しても上手くいかない欠点は、自らを信じ切れ…

用意周到に迎えた特別の日と豊かな収穫

イス座禅会 南嶺管長が最近力を入れて開催しているイス座禅会。 9月の回に参加しました。 7月に初参加したときは体調悪く中途退席したため、 今回は入念な準備をしました。 予想以上に残暑が続いて体力が心配なので、 終了後はホテルを取りました。 夜の混雑…

『禅の教え12か月』 青山俊董 著 声や音は人格をあらわす 聴いただけで心が安らかになる声を目指して

尼僧 青山老師は現在の日本を代表する尼僧。 曹洞宗の修行道場で尼僧さんを長く指導している方。 青山俊董 - Wikipediaによると、 5歳からお寺の生活をして大学や大学院で仏教を長年学んだ後 澤木興道、内山興正、余語翠巖らに師事した、とあります。 南嶺管…

私大変誤解をしていたようです お坊さんは偉い人なんです

お経 お仏壇もなく無宗教の家に育った私は、 お経を聴くのが苦手でした。 意味がわからないからです。 そしてそれを唱えているお坊さんも意味がわかっていないんだと思っていました。 でもお坊さんは意味を勉強していて、 意味を理解しながら唱えているのだ…

南嶺管長に会いに行きました イス座禅会参加 反省したのは強欲な自分

その日のスケジュール イス座禅会があったのは、 災害級の酷暑がちょっと収まったころでした。 37℃予報の時は家の中でエアコンをつけてジッとしていました。 当日は午後から音訳ボランティアの勉強会が3時半まであり、 座禅会の開始は6時半でした。 会場の日…

トウモロコシの味 どれでもおいしいと思っていた

農家直売所 我が家の周りは畑が多く、 最近は農家の直売所が増えました。 特に夏のこの時期は臨時のトウモロコシ直売所が出ます。 予告された時間前に長い行列もできるほどの人気。 トウモロコシは収穫後すぐに茹でると甘いのです。 今は生でも甘い品種もあ…

出家とは カジュアルには「ブッダファンクラブに入る」

小野龍光さん 小野龍光さんの講演をYoutubeで見ました。 滋賀県で琵琶湖を中心に魅力を伝えたいと立ち上げた 小さなメディア「しがトコ」からの発信。 www.youtube.co 何者でもない無職の放浪僧として小野さんが話します。 僧になったきっかけはこれまでも何…

【小野龍光】数値で計る物では得られない幸せ 仏教に惹かれていったのは幸せホルモンを求めて

仏教への回帰 この頃メディアによく出ている小野龍光さんです。 成田さんとも対談しています。 ここでも時代の最先端に行く人が仏教に惹かれた道筋が語られます。 小野さんと成田さんは人間の幸せが数値では測れないことで、 話が盛り上がります。 www.youtu…

宗教とカルト問題 誰でもおちいる可能性はあります お金がかかわる問題

カルト問題 南嶺管長も宗教とカルトの問題については何度も管長日記で取り上げています。 生活に困るほどの献金、抜けたいと思う人を監禁することなどを批判します。 難しい問題です。 カルト批判が大きく宗教批判になってしまうのを案じています。 オウム真…

新しい宗教の形 原始仏教の形でもある 小野龍光さんという存在

小野龍光 この頃よく対談でYoutubeに出ている僧侶です。 といっても得度して半年。 その前はIT業界でスタートアップなどに投資する、 とても有名な方だったそうです。 サイバーエージェントの創立時から参画し、 堀江貴文さんなどとも一緒にバリバリに働いて…

念願だった高野山 空海さんに呼ばれているような気持ちが湧いてきました

クラブツーリズム 団体旅行に参加して熊野三山と高野山に行きました。 ずっと行きたいと思っていた高野山、 初めはガイド付きで連れて行ってくれる団体旅行にしました。 いろいろ検討した結果選んだのは 一人一部屋同料金というツアーです。 『1名1室同旅行…

【小池陽人】若くて細い小池陽人さんに会えました そして奮闘するお坊さんに涙

4年前の動画 親鸞会について調べていたらおすすめで出てきました。 親鸞会には関係ないけど、真摯に仏教を考える動画です。 須磨寺の小池さんの動画なのに、他の方がしゃべっています。 臨済宗の僧侶高橋卓志さんで、 住職だった信州松本にある神宮寺を拠点…