70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

トウモロコシの味 どれでもおいしいと思っていた

農家直売所

我が家の周りは畑が多く、

最近は農家の直売所が増えました。

特に夏のこの時期は臨時のトウモロコシ直売所が出ます。

 

予告された時間前に長い行列もできるほどの人気。

トウモロコシは収穫後すぐに茹でると甘いのです。

今は生でも甘い品種もあったりしますけどね。

 

茶話会の後で

視覚障害者の方と茶話会の後での雑談。

地元情報で盛り上がりました。

トウモロコシについても、

「どこの売り場がおいしい」

「最近の品種による違い」

「値段による味の差」

なんかが話題になりました。

 

味わう

私は以前どこでも100円だったのが去年は130円

今年は150円に値上がりしたところが多いな、

くらいにしか感じていませんでした。

でも

「150円のはやっぱりおいしいよね。」

「おいしいのは自信を持って150円にしてる」

のだそうです。

おいしい品種は苗(?)種(?)だって高いでしょうし、

土作りに手間暇コストをかけているはずです。

 

私は高くてもそれだけの価値があると言うことに気づかず

値段だけで購入していたことを反省しました。

 

と同時にしっかり味わって食べているのかしらとも思いました。

朝採りをすぐに茹でているのだからおいしいに決まっている、

その思い込みだけで食べているんです。

たまにそんなに甘くなくっても、

「茹で方が足りなかったかな」くらいに思っていました。

 

日常の禅

視覚に障害があると、他の感覚が鋭くなります。

散歩中の鳥の鳴き声なんかも聞き分けられるようなるとか。

味覚についても、視覚に頼らない分しっかり味わっているのかも。

視覚で情報の80%を得ていると言われます。

私は視覚とか文字情報に頼り切っているようです。

頭でっかちなんです。

そして他の感覚に無頓着になっているのだろうと反省。

 

マインドフルネスには食べる瞑想もあります。

食べる対象に心を集中させるのです。

口の中で細かくなり味や舌触りの変化まで見とどけること。

 

一口を30回くらい咀嚼するのは、

健康のためにも推奨されますよね。

毎回の食事でもできる、日常の禅です。

 

細かく観察することとか、ていねいにすること。

 

できない、できていないと嘆くのではなく、

気が付いたときに、そっちに心を寄せていこうと思うこと。

そんなことから実行していけばいいのではないかしら。

 

気づきとか学びたいこと、

毎日のように身近に転がっています。

 

アジサイを見る

先日円覚寺に行きました。

アジサイで有名な明月院はお隣ですが、

円覚寺にもアジサイはありました。

アジサイの時期に円覚寺に行けたことがうれしい。

 

色も形も咲き方も違うアジサイ


幸せは身近なところに転がっています。