70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

南嶺管長も点字ボランティア!そして笑顔と明るい声のもつ可能性

管長日記を音読

毎日更新される日記を音読しています。

難しい禅語や人名などは検索したり、音声を頼りにしたりして。

初見で読む勉強になります。

今日のお話で、南嶺管長が学生時代に点字ボランティアをしていたことを知りました。

みえるて・どんなん | 臨済宗大本山 円覚寺

敬愛する坂村真民先生の影響だというのです。

座禅をし仏教の勉強をして出家した、

そんな学生時代にボランティアまでしていたとは頭が下がります。

 

NHKアナウンサー村上信夫さん

その中で村上信夫さんと視覚障害者との対談動画を紹介されています。

どうぞご覧下さいとあったので、早速見ました。

長い動画でしたが、音訳に携わるものとしてとてもおもしろかったです。

www.youtube.com

馬場村塾は視覚障がいに関することを自由に発信するため、

仲間が集まって楽しく活動する場所です。

 

コロナ禍で実際に集まることが困難になり動画配信しています。

馬場村塾会長の大川さんと、

嬉しい言葉の種まき運動をしている村上信夫さんとの対談。

 

 

視覚障害者にとって声は大切な情報です。

声は嘘をつかない、声の持つ力について

お二人で存分に話し合っています。

 

笑顔

村上さんが褒める大川さんの笑顔は、

全盲になってから意識して作ったもの。

声かけをしてもらうためには、笑顔でいた方が良いからです。

無理してでも作り笑顔をしているうちに、

笑顔が真顔になっていっただろうと言うこと。

笑顔で話すと、声まで明るくなってくることは確かです。

そのほうが聞く方にとっても、心を明るくするでしょう。

 

冒険を楽しむように生活している大川さん。

楽しんでいる、笑顔でいることは声ですぐわかるそうです。

だったら穏やかな雰囲気でいると、相手にも届くだろう。

そんな言葉が、わたしに音訳での心構えを教えてくれます。

 

読むことを楽しんでいると、それが聞く方にも伝わると思うのです。

 

対面で読むのが楽しい

昨日のITサロンで点字図書館の図書リストをリクエストされました。

にってんセレクトパックサービス(2022夏)タイトル一覧|日本点字図書館

サピエ図書館で人気の図書がパックになっているのですが、

どんなタイトルがあるかを知りたいというのです。

私は本とタイトルと著者を100冊くらい読んだのですが、

それがとても楽しかったのです。

私が楽しんで読んでいること、きっと利用者さんにも伝わったと思います。

著者名の感じを私が読めないと教えてくれます。

映画化された本には、私はこの映画見ましたとちょっと感想を入れたり。

対面で読むって楽しいです。

心の交流ができるのです。

 

音訳の楽しさを発見できましたし、

「声は音だけであるからより心の琴線に触れることもできる」

村上さんもそう仰っています。

声を大切にしたい、

うれしい言葉を広めていきたい、

そんな気持ちを育ててくれる動画です。

卵パックでトレニアの挿し芽が伸びてきました