70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

【音訳奉仕員指導者養成講習会】⑦「眼の代わりになること」が大切 そして仲間であること

音訳って何

指導者養成講習会も7回目からは点訳と音訳が別れます。

音訳に特化しての実践的なお話になります。

一番最初に問われたのは「音訳って何ですか」

 

ボランティア養成講座で、受講者に聞かれてなんと答えるか、

一人ずつ答えました。

 

・朗読とは違うこと

・目に障害のある方などに情報を伝える

・情報は文字だけでなく写真や表もある

 

私なら、

「実際に図書館や市の広報誌を読んでいる具体的な活動」

をお話しして、イメージしていただくのがいいのでは。

 

定義として

定義をしっかりしていくことが大切というお話の後で、

講師の先生は音訳をこう定義しました。

「活字にアクセスすることが難しい人に、

目の代わりとしてそれらの人に情報を伝える」

 

あくまでも利用者が主体だと言うことです。

読む人が自分の作品を作るのではないのが朗読との違い。

音訳では利用者さんが欲しい情報を、わかりやすく正確に伝えることが必要。

必要な情報を必要なときに与えるためには、

十分なスキルとたくさんの時間を費やすことが必要となります。

 

だから音訳ボランティアは片手間ではできない

 

私も音訳を生活の中心にしようと改めて思いました。

 

指導者に求められる資質・要件

技術面はたくさんあるのですが、心持ちで大切なこと。

 

上から目線でなく仲間として接すること。

だからわからないときは素直に

「わからないので次回までに調べてきます」

 

具体的な指導法として、

①まずはほめる 良い部分を見つける

②この部分は「    」と言っていたと受講者の口まね

③「    」とした方が良いんじゃないかしらと、正しい読み方実践

④受講者に直した読み方を口まねしてもらう

⑤正しい読み方の理論も解説

 

仏頂面しないで!

大切なのは笑顔と対話と強調されていました。

仲間だと思えば笑顔になれるのではないかしら。

質問しやすい雰囲気で、いつでもどんな質問でも応じる姿勢が大切。

ベテランになっても疑問は出てきます。

だからお互いに疑問点をいつも確かめ合う「仲間」意識でいる、

それが新人さんの定着にもつながるそうです。

怖い先輩、怖い先生にならない、

でも技術はしっかり伝える、そのバランスを取りながらですね。

 

笑顔、笑顔、

南嶺管長の「いつも微笑み」と同じです。

 

ベテランさんに「私もそうだった」と言われたらとてもうれしかった。

「修正が多くってイヤになっちゃった」と言われて悲しかったです。

 

その時の気持ち、忘れないようにしたいです。

先生ではなく仲間だとしたら笑顔でできます

ちょっと涼しげ