70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

AIの読み上げで心は癒やせるか 心を動かすことができるか

PHP

月刊の雑誌で横田南嶺管長の対談などが載ることもあります。

今月号の特集は「一日を笑って生きる」

笑って生きることの大切さを語っているたくさんの方々。

生きることが楽になるヒントが詰まっています。

その中で精神科医の榎本稔先生記事が興味深かったです。

 

 

笑って生きるために大切なこと

榎本先生は現在はPCやスマホにだけ向かって

精神的な病を抱える人が増えていると言います。

そのための処方箋として、

自分の居場所を複数持つことの大切さを書いています。

一人だけでいて視野が狭くなると孤独感によって、

不安になったり孤立して心が蝕まれる危険性が増えるからです。

心が動かなくなってしまいます。

 

人とふれあうのが苦手な人でも、

人の集まる場所に出て話を聞くだけでもいいそうです。

 

だから自分の部屋以外の複数の居場所が必要になるのです。

 

心を動かし笑うことの大切さ

笑うことの効用はよく言われます。

ここでもかいつまんで書いてありました。

「笑い」がもたらす効果

笑うことで心が動く

「幸せホルモン」のエンドルフィンが分泌

NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化

血行が良くなり免疫を高める

 

生身の人間、人間味のある声

この笑うための条件として、

生身の人間が必要だと思うのです。

本の読み上げもAIの合成音声では物足りないです。

AIが落語を読み上げて笑えるでしょうか。

心を癒やし心を動かすためには、

人間の声が必要、

音訳はそのためにも大切だなぁと思うのです。

顔を合わせること、声をかけること、

その大切さを改めて考えた記事でした。

 

冬でもカラフルなお花

冬でもカラフルなお花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人と集い、人間関係をつくることに慣れ、自分の居場所を築くこと

それが人生を豊かにし、笑って過ごせる一助となるはず