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月刊の雑誌で横田南嶺管長の対談などが載ることもあります。
今月号の特集は「一日を笑って生きる」
笑って生きることの大切さを語っているたくさんの方々。
生きることが楽になるヒントが詰まっています。
その中で精神科医の榎本稔先生記事が興味深かったです。
笑って生きるために大切なこと
榎本先生は現在はPCやスマホにだけ向かって
精神的な病を抱える人が増えていると言います。
そのための処方箋として、
自分の居場所を複数持つことの大切さを書いています。
一人だけでいて視野が狭くなると孤独感によって、
不安になったり孤立して心が蝕まれる危険性が増えるからです。
心が動かなくなってしまいます。
人とふれあうのが苦手な人でも、
人の集まる場所に出て話を聞くだけでもいいそうです。
だから自分の部屋以外の複数の居場所が必要になるのです。
心を動かし笑うことの大切さ
笑うことの効用はよく言われます。
ここでもかいつまんで書いてありました。
「笑い」がもたらす効果
笑うことで心が動く
↓
「幸せホルモン」のエンドルフィンが分泌
↓
NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化
↓
血行が良くなり免疫を高める
生身の人間、人間味のある声
この笑うための条件として、
生身の人間が必要だと思うのです。
本の読み上げもAIの合成音声では物足りないです。
AIが落語を読み上げて笑えるでしょうか。
心を癒やし心を動かすためには、
人間の声が必要、
音訳はそのためにも大切だなぁと思うのです。
顔を合わせること、声をかけること、
その大切さを改めて考えた記事でした。
人と集い、人間関係をつくることに慣れ、自分の居場所を築くこと
それが人生を豊かにし、笑って過ごせる一助となるはず