70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

書籍・雑誌

『ちょっとおしゃれでずっと元気に暮らす』村上祥子 著 再読 服装計画を考える

2021年発行 村上さん78歳くらいの時です。 私の数年先を元気よくおしゃれに生きている見本にしたい方。 「ちゃんと食べて、ちゃんと生きる」が料理家としての信念とおっしゃる村上さん。 ちゃんと生きるという中に装いを楽しむことが含まれています。 全部で…

村上祥子さんは生き方の見本のお一人 発酵食品の智慧を学ぶ

料理研究家だけでなく 村上さんはもちろん料理研究家として有名です。 電子レンジ調理の第一人者ですが、 最近はシンプルな生き方や合理的な考え方でもたくさん発信しています。 (洋服の持ち数30枚!!) 先駆的で近未来的とも思える村上さんですが、 古来…

独り暮らしシニア女性向けの本がたくさん 需要とか伸びしろがあるってことですね。

本屋さんのコーナー 本屋さんの入り口に平積みされているのは、 シニア女性向けの本です。 樋口恵子さんや曾野綾子さんなどの著名人から、 ブログやYoutubeで人に知られるようになった普通の人まで。 女ひとり、老いてどう楽しく生きていくかの指南書です。 …

『メンタルは食事が9割』宮島賢也 著 腸内環境をよくすればセロトニンも出てくる

精神科医 著者は精神科医ですが、うつ病患者を治療しながらも 自分も7年間うつ病で苦しんでいたそうです。 そして投薬では治らないことを実感したあと、 食生活を変えることで劇的に心身が改善します。 うつ病には薬より食生活の改善 薬を飲めば不安や落ち込…

『禅の教え12か月』 青山俊董 著 声や音は人格をあらわす 聴いただけで心が安らかになる声を目指して

尼僧 青山老師は現在の日本を代表する尼僧。 曹洞宗の修行道場で尼僧さんを長く指導している方。 青山俊董 - Wikipediaによると、 5歳からお寺の生活をして大学や大学院で仏教を長年学んだ後 澤木興道、内山興正、余語翠巖らに師事した、とあります。 南嶺管…

『ポリ袋で レンチンおかず』しらいのりこ 著 もっと楽ちんなポリ袋クッキング 

ポリ袋とレンジの複合技 実は今までもポリ袋を使っての料理や、 レンジでのレシピ本はいくつか試したことがあります。 でもいまいち火の通り方が不十分だったり、 心配で時間を長くしてお肉が堅くなったりしました。 この本は新しい方法でした。 ポリ袋でレ…

涼しいところで読書三昧 家では集中できないのはなぜ?

読み放題 Amazonの本が読み放題のサービス、 unlimitedに2ヶ月だけ入りました。 1ヶ月99円というキャンペーンがあったので。 以前はいっていたけどそんなにたくさん本を読めないと止めていました。 こんなに暑い日が続くと家の中で本を集中して読もう、 …

『はじめての「きくちたいそう」』菊池和子 著 日常で身体に意識を持ち健康を自分で作る

菊池体操 以前菊池体操の教室に通っていたことがあります。 確かに身体にはいいと思えますが、 楽しくなくて続きませんでした。 地味な体操をゴリゴリと進めます。 手首を回したり肩の可動域を広げたり、 思いがけないほど痛い思いもするのです。 場所が遠く…

『声に出して使いたい 大和言葉』齋藤孝 著 「こもれび」を英語に訳すの難しい?!

大和言葉の魅力 音読練習になるかなって借りた本です。 知っている言葉が大部分でしたが、 声に出すより内容が面白くて読みふけってしまいました。 正確な意味を知らなくて誤用していた言葉もあったので、 国語の勉強になります。 「泡沫」を「うたかた」っ…

【無人島の二人】抜き書き わたしががんになったら きっと読み返したいと思う

昔と違って副作用は軽くなっていると聞いて臨んだ抗がん剤治療は地獄だった。癌で死ぬより先に抗がん剤でしんでしまうと思ったほどだ。 医師やカウンセラー、そして夫と話し合い、私は緩和ケアに進むことを決めた。(扉より) 私もそういう選択をするだろう …

『無人島の二人』山本文緒 著  死に向かう日常を追体験しているよう

マリコ書房で紹介 以前動画で林真理子さんが紹介されて読みたくなり、 図書館にリクエストしていたのが届きました。 図書館で借りてすぐに読み出し、 図書館のソファで一気に読み終えてしまいました。 そのくらい引き込まれました。 山本文緒さんの闘病記『…

宝物が届きました これからは質の向上をめざします

友人からの小包 先日久しぶりに会った友達から届きました。 洋服作りを楽しんでいると話したら、 もう目が疲れるのでミシンがつらくなった、 洋服の本があるからあげようか? という話に、 ぜひぜひちょうだいとお願いしました。 CHECK&STRIPEの本もあると言…

『70歳の日記』メイ・サートン 著 孤独な隠栖というよりアクティブな詩人の隠れ家

私も70歳 今ちょうど70歳を生きているから、 この本の題名に惹かれて読んでみました。 何からこの本を知ったのかもうわからなくなりました。 著者は一人でいる時間を確保するため田舎に引っ込んでも、 講演会や詩の朗読会で各地を回ります。 旅先では友達の…

ブラウス完成 失敗ですぐにリメイク かたやまさんを信じて縫っています

襟つきカフスつきブラウス 一気に縫い進めました。 ソーイングスペシャリスト、かたやまゆうこさんの本の通りに。 短冊あきも裾の5㎜の裾上げもきれいにできあがりました。 かなりカーブのある裾をアイロンを使わずに織り上げて。 アイロンなしの方がきれい…

『青嵐の庭にすわる』森下典子 著 映画『日々是好日』の原作者が伴走した映画作りの物語

森下典子さん 典奴という舞妓さんのキャラクターでの活動が記憶になります。 エッセーをたくさん書いているようですが、 始めてこの方の本を読みました。 おもしろくて半日で一気に読みました。 映画「日日是好日」の原作者・森下典子さんが 茶道指導スタッ…

『1年3セットの服で生きる あきやあさみ著 制服選びのエッセンス

制服選び10箇条 本の内容を記録として残します。 ①服を着ることで自分がどんな人になりたいかを言語化する ②服選びでダイジニしたい条件を書き出す ③着ない服を決める ④靴は”自己評価”だと思って選ぶ ⑤バッグは”自己紹介”だと思って選ぶ ⑥アクセサリーで自…

『1年3セットの服で生きる』あきやあさみ 著 「制服化」という最高の方法

制服化スタイリスト 著者のあきやあさみさんの職業は制服化スタイリスト。 洋服が大好きで被服科を卒業後、デパートに就職。 アパレルにかかわってきた方です。 年間200着も洋服を購入しても、 心から自分のファッションに満足出来なかった著者が たどり…

最近買った本 Kindleのよさも紙のよさもあります

洋裁本 Youtubeで、かたやまゆうこさんの動画を良く見ています。 ちょっとしたこともおしゃべりを楽しむように動画を上げています。 まつり縫いをしながら質問に答え、洋裁の楽しさを語ってくれます。 作り方を教えてくれる動画で無料ダウンロードがあること…

『60代からの鎌田式ズボラ筋トレ』鎌田實 著 高血圧対策として毎日取り入れます

ジムも考えて 運動を生活に取り入れる方法を考えていました。 みんチャレアプリで一緒に運動を励んでいる仲間は 60歳以上の女性ですが、かなりの割合でカーブスに通っています。 今では「おうちでカーブス」といって 自宅でのトレーニングプログラムもあるそ…

『注文をまちがえる料理店』小国士朗 著 まぁいいか、と許すことと許されることの幸せ

コンセプト 須磨寺の小池陽人さんの法話で紹介された本です。 テレビ業界の人が異業種の人を巻き込んで作った、 認知症の人がホールで働くレストラン。 短期間のプロジェクトの企画から実際の反響までの物語です。 レストランのコンセプトは まちがえること…

『ファースト・プライオリティ』山本文緒 著  私みたいな人がいると発見 胸が痛む

山本文緒さん 一昨年58歳でお亡くなりになった山本文緒さんのことを マリコ書房で知りました。 紹介されていた本、『無人島の二人』は闘病記です。 膵臓癌で余命を宣告されてから、パートナーと死と向き合いながら暮らします。 とっても読みたくなったのです…

『なんでも見つかる夜に、心だけが見つからない』東畑 開人著 心理セラピーが必要な社会

今の社会の悩み カウンセリングルームを開いている著者が たくさんのクライエントの悩みに共通するものを見つけます。 それは現代に生きる誰にも共通する不安です。と名づけます。 なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない 作者:東畑 開人 新潮社 Am…

【居るのはつらいよ】東畑開人 著 何もしないのも辛い 精神科デイケアでの臨床心理士のジレンマ

カウンセリング 著者は臨床心理士です。 彼が学んだカウンセリングは、優しい傾聴ではありません。 深層心理学といって 人の心には無意識があって、そういう自分ではない自分によって人生が左右されて難しくなってしまう だから 心の深いところに、自分では…

【魔法のクローゼット】くぼしまりお 著 こんなのが作りたかったんです

サブタイトル <50代になった娘が選ぶ母のお洋服>とありますが、 母は『魔女の宅急便』で有名な作家の角野栄子さん。 娘が80歳になった角野さんから洋服選びを頼まれます。 おしゃれだった母が、洋服選びと買いものに疲れてしまうからです。 本の製作はそれ…

シニアの日常着問題 理想的なユニフォームを探してます 角田栄子さんのワンピースがいい

服装 おしゃれ、特に服装に関しては苦手です。 おしゃれにしたいけど、センスがなくてどうしたらいいのかわからない。 自分の軸が決まっていないのです。 外見なんてどうでもいい、 哲学者のシモーヌ・ヴェイユは、 「同じスカートに赤と緑の2枚のセーターを…

和田秀樹さんが70歳からのお医者さんとの付き合い方を教えてくれます

服薬を断る理論武装 和田秀樹著『70歳が老化の分かれ道』の中から服薬についての部分を中心に。 私が高血圧や高コレストロールの治療薬を薦められても、 断るときの理論武装のために本の中から抜き書きします。 検診結果からお医者さんが進めるだけでなく、 …

【70歳が老化の分かれ道】和田秀樹 著 まさにタイムリーで私の気持ちにフィットします

和田秀樹さん 「30年以上高齢者専門の精神科医として医療現場にいた」 という書き出しに驚きました。 私にとっては東大出身で、受験のノウハウを教えてくれる人だったのです。 著書がたくさんあり、活躍していることは知っていました。 この人の本を読んで、…

『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』横田南嶺他 著 半分以上動画で知っていた仏教僧侶たち

南嶺人脈 10人の仏教者が原稿を寄せていますが、 6名は動画で見たり、本を読んだことがある方たちでした。 Newspicksでネルケ無方さんを知った以外は南嶺管長の動画関連です。 この本についても南嶺管長がよく話題に取り上げていました。 不要不急 苦境と向…

『老いる自分をゆるしてあげる。』で頭の中の老化のことを知って優先順位を決める

若い脳はすっきり 本の内容をもう少し紹介します。 老いる自分をゆるしてあげる。 (幻冬舎文庫) 作者:上大岡 トメ 幻冬舎 Amazon 老いは頭脳にも確実に訪れます。 その変化は目に見えないけど、老いと共に行動も変える必要があります。 若い頃とは違うことを…

【老いる自分をゆるしてあげる。】上大岡トメ 著 70歳から本格的な老いに向き合うのよ!

50歳で老いに向き合う? うちこさんのブログを見て読みました。 50歳になって喘息になった著者が、 女性にとって50歳って体が変わる時ではないかと思い、 それから老いについていろいろ調べ始めます。 5人の専門家の監修の元、やさしく解説しています。 各ペ…