70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

【音訳奉仕員指導者養成講習会】⑧音声技術指導のポイント 私は基本がまだなのを再認識

基本がわからない

音訳特有の言葉があります。

・ピッチ

・ピーク

・テンポ

・ポーズ

・プロミネンス

 

それぞれどういうことか、

なんとなく耳にして知っているつもりでも、

しっかり定義しておくことが必要。

 

ピッチ

 その人の音域の中で音の高さや低さ

 絶対的でなく相対的

 

ピーク

 強調すべき部分での音の高さ

 アクセントの幅が大きいか狭いか

 高低の幅をつけて協調することができる

 

プロミネンス

 ピッチ、ポーズ、ピークを含めた表現

 

よくわかっていませんでした。

自分がわかっていなくては指導はできません。

しっかり勉強します、

 

基本ができていない

ピッチ練習をしてみました。

音の上げ下げを記号通りにするのですが、

私は苦手です。

練習の課題を全員で順に読みました。

上手く読めなかったのは私だけでした。

基本ができていないのは私くらいと思うと、

場違いなところにいる居心地の悪さを感じました。

 

指導どころではない

講義で繰り返されたのは、

「利用者が理解できるように読む」ことです。

意味のかたまりで読むことも、張りのある声で癖のない読みをすることも、

利用者が頭で余分なことに煩わされず、

自然に理解できるようにするためです。

「聞いてわかる」を目指します。

 

学びながら育つ

もう乗りかかった舟ですから、最後まで走るしかありません。

指導者講習ではありますが、私の学びの場です。

先生としての技術として生徒が間違って読み直したら、

「間違いに気づいたのが偉い!」とほめるといいのだそうです。

何で今読み返したかを聞いて、自分で気づいたことをほめるのです。

「おかしかったら直す、直すことは恥ではない」

それが音訳の学び方とも言えます。

 

これを私の座右の銘とします。

 

自分の読みを聞いて客観的に見ることも大切だと教わりました。

自分の発した音を聞く、これは今までも先輩から何度も言われました。

でも今ひとつ実践不足でした。

俯瞰する、これも断捨離や瞑想でよく出てくる言葉。

 

どう読むかではなく、どう聞こえているか、情報が伝わっているか

 

たしかに音訳者は黒子、主体は利用者さんです。

私の頭の中をひっくり返すような講義が続きます。

 

きれい