70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

音訳講習会 口中音対策や正確に伝えることの大切さについて

口中音対策

音訳活動ではたくさんのスキルが必要になります。

最初は読むことができればいいと、簡単に思っていました。

実際はアクセントやピッチ、間の取り方などで内容の伝わり方が違ってきます。

それとベテランの方も揃って仰るのが「口中音」です。

口の中の音「チッ」「カチ」という雑音が入るのです。

体調にもよりますし、年齢を重ねると多くなるとも言われます。

私は初めの頃は口中音に悩んだのですが、

だんだん少なくなって安心していました。

それが最近また口中音が多くなって、

それを削除する作業にとても時間が掛かるのです。

昨日の講習会で先生から対策を教えていただきました。

 

お腹から声を出すこと

口中音に負けないよう声を出すことです。

腹式呼吸でお腹から声を出すと、

拾う音量を低く設定でき、口中音をマイクで拾わなくなります。

確かにそうです!

しっかり口を動かして離せば口周りの筋肉も鍛えられ、

結果として口中音も少なくなるはず。

毎日の滑舌練習をしっかりしようと思い直しました。

ちょっとこの頃音読を怠けてたんです。

 

 

講習会

講習会のテーマは、

デイジー編集についてでした。

デジタル録音になり検索機能が使えるようになりました。

検索機能を使うためには編集が必要です。

目次、ページ付け、階層、グループなどです。

編集の技術的なことも勉強になりましたが、

音訳の基本的なことを何度も先生が繰り返していました。

「いつも基本に戻ること。原本同一性を守ることと内容がしっかり伝わる読み」

そのためのルールだったり手順だということです。

 

音訳には正解はなく、本や資料によって読み方の工夫が必要です。

経験も必要ですが、基本に立ち返り「内容を伝える」読み方を考え続ける必要があると思いました。

 

内容を正確に伝える

これは対人関係にもいえます。

家族とか隣人との会話で、

一方的ないい方になっていないか、

これで相手に正確に伝わっているか、

今までそうしていない場面が多かったと反省します。

 

思っていても伝えなければ相手に伝わりません。

伝えるときも、誤解がないような伝え方だったか。

もし相手が誤解したようなら、

誤解させてしまった自分の伝え方を振り返ってみたいです。

 

音訳の講習会から日常の言葉や生活態度まで考えてみました。

はっきりとよく通る声で、誤解のないような話し方です。

ポスターです