70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

出家とは カジュアルには「ブッダファンクラブに入る」

小野龍光さん

小野龍光さんの講演をYoutubeで見ました。

滋賀県で琵琶湖を中心に魅力を伝えたいと立ち上げた

小さなメディア「しがトコ」からの発信。

www.youtube.co

何者でもない無職の放浪僧として小野さんが話します。

僧になったきっかけはこれまでも何度も聞いたのですが、

新しい内容があり、より深く知ることができました。

 

カジュアル

インドでは出家は簡単といい、

入会金800円くらいで年会費もない。

いつでも抜けることができるというカジュアルな物。

小野さんの

ブッダファンクラブに入るようなもの」

という言葉に共感しました。

私もお釈迦様の哲学を知りたいとは思うけど、

日本の伝統仏教

「訳のわからないお経を唱えるだけ」

と言うのにはなじめない気持ちがあるからです。

 

例えば小野さんのファンクラブでもいいし、

円覚寺が好き、

南嶺管長のお話が好き、

座禅が好き、

だけでもいいのかなって思います。

 

もっとカジュアルに宗教を考えていい、

新しい視点をもらい、気持ちが軽くなりました。

 

カジュアルとはいっても、

講演の途中で小野さんが思わず涙を流すほど、

深い悩みから救ってくれた師との出会いと身を投じた仏教です。

出家して生き直して、本当に身も心の軽くなって、

現在のいつもほほえみを絶やさない小野さんが生まれたのでしょう。

 

いろいろな切り口から自分を見つめ直し発見していく、

生きていることを味わうような人生を送りたいです。

 

ビタミンカラーともいえる元気なお花