70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

イス坐禅について聞かれました 南嶺管長が始めたんじゃないけど

友達との会話

近況を話していて「イス坐禅」に行っているというと、

友達が関心を持ってくれました。

簡単に「教えて」って言われても、そんなに簡単には教えられない。

またどうして座禅というには、

ヨガから始まってインド哲学

そこからお釈迦様が出てきて、

佐々木閑先生と南嶺管長へと続く道筋を

話す必要がありました。

 

イス坐禅とは

今は足を組むことができない人が多く、

お年寄りもひざを痛めて座ることができない人が多い。

だから普通のお寺の法事でもイスを使うことが多いそう。

座禅でも伝統的な座り方でなくても、

現代の人ができる坐禅の方法でないと、

これから禅はひろまっていかない。

時間のあるお年寄りしかできないようでは座禅の未来はない。

現在働いている人たちにも坐禅をしてもらいたい。

そんな気持ちで南嶺管長がイスでの座禅を工夫して下さった。

ビジネスマンも参加できる時間と場所の設定。

 

椅子に座るにもただゆったりと座るのではなく、

浅く腰掛け立ち上がることができるように足裏を床に押しつける。

押しつける感覚がわかるように、

テニスボールを使ってウォーミングアップ。

母指球、少指球、踵の三点で大地を感じる。

下腹部に顔があるとイメージして、

その口から息を吐いたり吸ったりする。

 

友達は質問攻め

呼吸はどうするのって聞かれて、

吐く息を長くするけどあまり考えず「造作をしない」で、

自然の呼吸ができるといいと答えました。

 

その人(南嶺管長)が考えたのって聞かれて、

どんなお寺でも今ではイスが用意されているみたい。

でも南嶺管長はイスでも上虚下実になるための方法を、

いろいろ考え工夫して私たちに教えて下さっている。

ご自身もそれで椅子に座っていることが苦痛でなく、

とても気持ちよく座れるようになったそう。

毎回工夫されていてどんどん内容がバージョンアップしている。

 

効果はあるのって聞かれて、

短い時間だったけど他の人がいなくなって、

自分一人だけって感覚があった。

そのあとはいい気分だった。

 

たくさんお話を聞いて勉強しているので、

簡単に説明できないのがもどかしいです。

でもそうやって聞いてくれることで、

自分の中で知識がかたまってくるから有難いです。

 

わかっていることは

私の中でだんだん確信になってきたことは

・姿勢と呼吸を正しくすることで健康になる

・小食小欲が心身の健康の要

・自分を信じて自分を主人公にする生き方をする

 

そのための修行として坐禅があると言えるのかなぁ。

あれこれ健康法を探すより禅関係の本を読むことにします。

図書館で借りてきました。

 

読みでがあります