70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

【イス座禅】体幹 丹田 仙骨

ウォーミングアップ

まずは身体と心をほぐすことから。

今回新しく用意されていたのはストロー。

紙パックに付いている細くて曲がるもの。

 

呼吸の長さを知るために

まず吐く息がどれだけ長いか数を計測。

次にストローを使って吐くと、ないときより長く息が続く。

細く長く息を吐くとは、こういうことだと実感することができる。

 

紙風船を膨らますために手で高く突き上げる。

その場で突き続けるのは結構難しい。

身体がよろけてしまったり、紙風船を追いかけて動いたり。

これは緊張を取って会場の空気を和ませる目的もあるよう。

 

紙風船を胸の前で両手で

「つぶさないように力一杯押しつける」

こうすると体幹が鍛えられることを、

紙風船があるときとないときで押されたときよろめき方で実証。

イスでは座った太ももの間に紙風船をはさみ、

紙風船をつぶさないように力一杯押し続ける」

ことで体幹が鍛えられる。

これがイス座禅のときの力の入れ方。

 

その他にも紙風船を手ではさんで、

身体を左右にねじったり上に持ち上げたりで体幹強化。

私はねじったときちょっと筋肉が痛くなったので手加減。

一生懸命やり過ぎると、けいれんを起こしかねない。

 

素足になってテニスボールを母指球少指球、そしてかかとで踏みつける。

ぺちゃんこになるまで踏みつけて、三点を明確に意識する練習。

 

椅子に座って

赤ちゃんの座っている写真を出して、

仙骨がまっすぐ立っている状態を説明。

わたしはヨガで、

「座骨ですわる」とくり返し習った。

座骨で座れば仙骨が立つとも言えるのかな。

自分では見えないし人に触ってもらうわけにもいかないので難しい。

 

南嶺管長曰く

両手を組んでそれを前にどんどん引っ張られていくと想像。

そうすると腰が伸びて仙骨がたちやすい。

床を押してさあ立ち上がろうとすると、腰が立つ。

足で押せるように、椅子の下で足の位置を探して工夫する。

弾力性がありすぐ立ち上がれる位置を探す。

そして太ももは内旋の力でどっしり座る。

 

南嶺管長はイス座禅の研究をしてきて、

長時間イスに座ることが苦痛でなくなったそう。

日常生活でもとても役立っているとのこと。

私もこの頃は電車に乗っているときも食事するときも、

なるべくこの姿勢を意識するようにしているけど、

リラックスするときもあってもいいのではと疑問。

もう人間は日常的に敵に襲われる心配はないから、

緊張していなくても良くなっているのでは。

ソファにもたれている姿勢は、

腰に良くないとは言われるけど楽だからそうなるのであり、

たまにはいいのではと思ってしまいます。

 

起きている間は腰を立てたままで居続けるってことかしら。

公園にあった腰を回す運動機器

これはぶら下がり棒