70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

【イス坐禅】今度はゴルフボールとひもの登場 身体に備わっている神秘を体感

足裏

イス座禅の前のウォーミングアップでは今までテニスボールを使っていました。

今回はゴルフボールを渡されたのでちょっと驚きました。

(わたしテニスボール買ったのに)

 

ゴルフボールだとピンポイントで足裏を刺激できます。

いつもの三カ所とか、気持ちいいところでゴロゴロしたあと、

土踏まずと踵の境目 をポイントして押しました。

ここがいつもの三カ所の中心というわけです。

ゴルフボールをしっかり踏んでここを身体に覚え込ませ、

そこで大地を踏みしめるように立ったり歩いたりするといいのです。

 

三カ所を意識して歩くのと、どちらがいいかこれから試してみます。

どちらかというより、どちらでも同じ筈なんですよね。

 

ひもトレ

ひもトレについて教えてというリクエストに応えて、

ひもを使っての身体技法?トレーニング?も。

小関先生に習われていて、公認?ひもをプレゼントしてくださいました。

 

 

 

ひもはゆるく身体に巻き付けるのですが、

巻くと巻かないでは身体の可動域が全然違うのを参加者全員で体感。

不思議なんです。

身体の不思議といえば、合掌したり印を結んだりにも意味があるのです。

身体が調ったり体幹が強くなったりするのです。

身体が部分でなく全体としてつながり一体となることができるのです。

本当に身体は神秘的、わからない大きな力で作られたとしか考えられないほど。

 

探求の道

禅宗では仏性は修行して得られるものではなく、

本来あるものだとします。

修行や座禅をするのは、

特別なものを作り上げるものではなく、

もともと身体に備わっているものに気づくためにしているのだと。

 

ひもをちょっと身体に巻き付けることで、

本来の身体に備わっている力を出してくれるのです。

 

人間探究でもあるし、自己の探求の道とも言えます。

 

今回の学び

「日常の動作、ありとあらゆる処に仏がいる。

私自身が仏なのだ。」

 

時間がとても早く感じられ、座禅の時間も集中することができました。

南嶺管長は前日は京都に日帰りで出かけ、

禅文化研究所での動画を三本撮ったそう。

いつもならお休みになる時間までご指導下さるのに感謝。

京都への行き帰りの新幹線では、

ひもを巻いていたら疲れなかったそうです。

 

どんどん進化している管長様です。

赤をいただきました