70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

南嶺管長に会いに行きました イス座禅会参加 反省したのは強欲な自分

その日のスケジュール

イス座禅会があったのは、

災害級の酷暑がちょっと収まったころでした。

37℃予報の時は家の中でエアコンをつけてジッとしていました。

 

当日は午後から音訳ボランティアの勉強会が3時半まであり、

座禅会の開始は6時半でした。

会場の日本橋へは受付開始の6時を目指しました。

 

その間に一度家に帰るより、

出たついでに買いものやら食事をすることにしました。

会場の日本橋は久しぶり、

近くには丸善高島屋もあり楽しそうです。

 

実際は

途中のターミナル駅ユザワヤによって、

夏生地をあれこれ選んでいたら時間がなくなってきました。

食事はどこかで食べようと途中でベーグルを購入。

日本橋に着いたらもうあまり時間がありません。

地下鉄から出ても位置関係がよくわからない。

十分な時間があったはずなのに、

内心焦ってしまいました。

焦った心に気が付いたとき、

「焦らなくてもいい。

こういうときに焦らないように学んでいる。

遅れたからといって大した問題ではない」

と心の中で呪文のように繰り返しました。

 

会場で

やっとたどり着いた会場はちょっと暗め。

企業の新人研修なども何カ所かで行っているもよう。

静かで人の動きもあまりない荘厳な感じ。

受付の青年僧が柔和な笑顔で話しやすい。

「食事していないんですけど、中では食べられないですよね」

 

とりあえず席を確保してから受付の前のロビーのようなところで

ちょっとだけベーグルをかじる。

青年僧が気遣ってくれたけど、

「瞑想にはお腹が空いている方がいいですよ」

の言葉に納得して着席して開始を待ちました。

 

寒気と吐き気

座禅会の途中から寒気がしてきました。

冷房がきついのでしょうか。

男性でも上着を羽織る人がいます。

女性で半袖の形もいるけど若い方でお元気なのでしょう。

私は自作の半袖レースの上着

こういう講演会場では冷房がきつい場合があること、

うっかり忘れていました。

そのうち吐き気までしてきて休憩時間になったとき

帰り支度をして中座してしまいました。

このままでは家に帰り着くまでの道中が不安だったからです。

 

反省

せっかくの座禅会での中座、残念でしたが自分のせいです。

一日にたくさんのことをつめすぎる自分の強欲さです。

詰め込みすぎるのです。

大切なこと一つを得るだけで満足すればいいのに、

ついでになにか得ることがないかと脇目をしています。

集中しないでまわりをキョロキョロ見回していました。

 

座禅会についてもっと心を込めて用意していたら、

衣類や食事を備えることができたはずです。

座禅会の内容も心に残る物でしたが、

それに向かう心身の準備をしなかったことを反省。

久しぶりに身にしみた反省の機会でした。

 

少人数で南嶺管長とも3mくらい