無常を信じて努力する
無常とは広辞苑では
常(つね)でないこと、永続性を持たないこと
・・・
苦、無我とならんで、仏教の伝統的な現実認識
とあるそうです。
スマナサーラ長老の著『無常の見方』からのお話です。
今日の管長日記で健康についての部分が心に刺さりました。
第1093回「無常ということ」2024/1/4【毎日の管長日記と呼吸瞑想】| 臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師 - YouTube
「自分の身体というものは、無常であり、弱いものだ。
いつ何が起こるか分からない。毎日毎日変化していくのだ」
と思っている人は、気をつけながら暮らします。
そうすると、結果的に長生きする場合があります。
無常だからと諦めるのではなく、
常に変わっているのだから努力をする甲斐があると思えばいいのです。
辛い苦しいこともずっと続くのではなく、
変化することを信じれば気持ちが明るくなるのです。
自分の身体も心も、変わらないものでないなら、
自分でどのように変えるかを選択することもできると言うことです。
今までと違った方法を試してみる、
違う気持ちで取り組んでみる。
そんな積み重ねが無常の世の中だからできます。
人を変えることはできないけど、
自分を変えることはできます。
自在に生きようと1年前に願いました。
自在に生きることは、怠けようというのではなく
努力し続ける、精進を続けるってことでもあるようです。
身体と心を見つめながら、
毎日を新しい気持ちで迎えようと思います。