70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

インド哲学・仏教

『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』横田南嶺他 著 半分以上動画で知っていた仏教僧侶たち

南嶺人脈 10人の仏教者が原稿を寄せていますが、 6名は動画で見たり、本を読んだことがある方たちでした。 Newspicksでネルケ無方さんを知った以外は南嶺管長の動画関連です。 この本についても南嶺管長がよく話題に取り上げていました。 不要不急 苦境と向…

南嶺管長による『般若心経に学ぶ』 若者に向けて渾身の講義だと思います

般若心経は難しい 写経でよく書かれる「般若心経」は一番ポピュラーなお経だと思います。 仏教に触れずに育った私は唱えることに気恥ずかしさを覚えます。 10年以上間にヨガ合宿で始めて般若心経を唱えました。 お経を暗記して唱える人には驚きを感じます。 …

【マインドフルネス】ガイド:川野泰周による瞑想 自宅で気軽に試せます

南嶺管長の対談 以前公開されていた南嶺管長の対談を繰り返し見ています。 その時心に響かなかったことが、今は響いてきたりします。 その時感銘を受けても、すっかり忘れてしまったことも。 何度も繰り返しみることで心がまた落ち着いてきます。 何度も繰り…

立ち居振る舞いが大事なこと 身体を鍛えて調えることにもなるのかしら

佐々木閑先生 いつもの仏教講義と違ってゲストを迎えての回がありました。 禅宗のお若い僧侶二人。 佐々木閑先生の教え子と親友と紹介されていました。 現代に仏教とかお寺がどう役に立つのか、 原始仏教を学びながら人に役立つ仏教を考え続けるお仲間。 「…

【法話】緊張してもいい それを受け入れることとか 足下に意識を巡らすと落ち着くとかの工夫

南嶺管長の法話 今日も南嶺管長のお話を繰り返し聞いています。 円覚寺の若いお坊様を褒めていました。 たくさんの人の前に立つと修行しても緊張してしまう、 そう素直な思いを吐露されたからです。 緊張していい | 臨済宗大本山 円覚寺 緊張は非力な人間が…

【佐々木閑先生】出家的生き方をしている書家・詩人紹介 服部潤さん

世俗的栄誉を求めない 「出家的生き方」を推奨されている佐々木閑先生は そのような方とのご縁もたくさんあります。 このコロナ禍で厳しい状況になった書家を紹介し、 お心のある方はお布施をしようではないか!と声をかけています。 頼まれたのでなく、先生…

【佐々木閑先生】出家的な生き方 これを知る旅を一緒に楽しむシリーズ

出家的に生きる 佐々木閑先生のオンライン講座が続いています。 オンライン授業として始まったものですが、 いまでも大学の単位として設定されているのでしょうか? 前回までは歴史的なお話が多かったのですが、 今日から新しいシリーズが始まりました。 シ…

『読み解き「般若心経」』伊藤比呂美 著 心軽く死ぬことが出来るように

一人娘が親を看取る 伊藤比呂美さんは一人娘で、カリフォルニア在住です。 年老いた親をアメリカと日本を頻繁に往復して介護しました。 親以外にも死に直面した人たちと関わることが多かったようです。 昔の人は、四十や五十でかんたんに死んでいった。それ…

伊藤比呂美さんと仏教 詩人が叫ぶようにお経を読んでいます

テレビに出ていた 何気なく見ていたテレビに伊藤比呂美さんがでていて驚きました。 有吉佐和子さんの小説『非色』が今若者達に読まれているという話題です。 『非色』はアメリカの人種差別を扱っていて、 その差別は単に肌の色によるだけでなく、 自分が優位…

ブレインロックをはずす 差別とか偏見について課題が出ました 今から自由に生きる

目覚めた 夜中に目覚めて、その時の夢を鮮明に覚えていました。 教室の中で黒人の先生から課題のプリントが配られました。 差別について自分なりの意見をフリーで書くのです。 それが、自分の意見を書いても次に見ると他の人の意見になってしまう。 というか…

【管長日記】331回「願い限りなし」 自分だけでなくその先に人を救うための修行 十句観音経和讃

漢字の読み 管長日記を音読していますと、読めない漢字がたくさん出てきます。 昔の老師のお名前はともかく、四字熟語くらいは読みたいと調べます。 仏語は普通と読み方や漢字の使い方が違っている場合が良くあります。 調べついでに、心に残る言葉と共に記…

苦しみの構造を冷静に智慧をもって見る 仏教的悩みから逃れる方法(2) 十二因縁

私たちの一生 昨日の続き、南嶺管長の日記から仏教の根本哲学について。 因縁というと、単なる原因と結果というような意味に思いますが、 仏教ではもっと哲学的な認識方法のことを指しているようです。 南嶺管長はこのように解説しています。 岩波の『仏教辞…

苦しみの構造を冷静に智慧をもって見る 仏教的悩みから逃れる方法(1) 四締八正道

まず漢字を正しく読むだけでも 今日の南嶺管長のお話は仏教の根本哲学でした。 www.youtube.com 端的に言えば お釈迦様の教えは、四諦八正道、十二因縁というのが主要なものだとよく説かれています。 四諦、八正道は分かりやすいものです。 四諦というのは、…

「一切衆生悉有仏性」しつうぶっしょうと読みます

管長日記 円覚寺管長日記を音読していると、読めない漢字に出会います。 漢字が難しい場合と仏語独特の読み方がある場合です。 そんなことも、記録として書いていきます。 9月9日の日記より 「一切衆生悉有仏性」を、管長さんが変わった読みをしたようなの…

無功用行と四弘誓願 読み方と意味

仏教の勉強 毎日の管長日記と呼吸法を見ています。 テキストがHPにありますので、 最初テキストを音読、次に南嶺管長さんのラジオを拝聴して漢字の読みを確認します。 読み方のわからない漢字が多いのです。 人の名前はともかく、仏語はふつうとちがう読みを…

礼拝からなる真向法 礼拝によって腰が立つ 南嶺管長が目指す座禅とは

礼拝と真向法とヨーガ禅 真向法というのは、長井津(ながい わたる)[1889 – 1963]さんが始めた体操です。 脳溢血で倒れた長井さんは体の麻痺を礼拝を続けることで回復させたそうです。 真向法とヨーガ禅の簡易体操は似ています。 どちらも体を倒したり開…

瞑想でたどる仏教 はじめに 箕輪顕量 仏教の原点「瞑想」

NHKこころの時代 日曜日の朝5時から6時の放送です。 再放送は次の土曜日午後1時から2時。 今年度のシリーズは箕輪顕量さんです。 心と身体を観察する「瞑想でたどる仏教」月に一度6回のシリーズ。 瞑想を中心にして仏教全体を学ぶことができそうです。 学び…

仏教と勝間さんの共通点 合理的であることそして学び続けること

この頃の動画 最近良く見ている動画は、お坊様の法話が多いです。 円覚寺の南嶺管長さん、須磨寺の小池陽人副住職を中心とした方々。 関連して空海とか高野山など密教関係。 それと毎日配信される勝間和代さんの動画。 私の学びの元です。 そして、 仏教と勝…

宗教はいろいろあっていい 実践の方法も

今思うこと たくさん動画を見たり本を読んだりして、今思うことをまとめます。 仏教や哲学のことも、すぐに忘れてしまうのでこのブログを書いています。 何度も読んだり見たり聞いたりして、少しずつ納得したり身についていって、 それが智慧につながるのだ…

本当の智慧 いつも心に留め置きたい言葉

南嶺管長さんと呼吸瞑想 南嶺管長さんの毎日の法話と呼吸瞑想が日課になりつつあります。 呼吸瞑想は1分間だけですが、どんなときにも応用できるツールです。 気持ちが落ち込んだとき、身体の不調があるときも 大きく息を吐き、口を閉じて空気を身体中に吸い…

情報と知識と智慧を区別する インド哲学から

インド哲学のことば うちこさんがよく話されていました。 インド哲学では言葉の定義を正確にします。 知るにも何を知るかでレベルがあります。 自分が身につけたい、獲得したいと思うのがどのレベルかを 意識したいと思います。 情報 (インフォメーション)…

心は耕したいけど組織には組み込まれたくない人です

真剣な禅問答 松本紹圭さんと南嶺管長との対談はにこやかな表情をしていても 真剣勝負のような内容です。 今までの先祖を祀るだけの宗教はどんどん衰退してしまう。 この数年で、お寺のほとんどが成り立っていかなくなるだろう。 という内容だからです。 松…

感情を波立たせないで思考力を正しく働かせる

禅の目指す生き方 管長日記では本当に毎日貴重な(ありがたいというと宗教的)お話があります。 ラジオでも聞くことができますが、文字で読むこともできるのでわからない漢字など後から調べることができます。 www.youtube.com この回のお話は松居桃楼先生の…

苦に向き合う時間が長くなった今こそ お釈迦様の教え

四苦八苦 生・老・病・死が4苦です。 人生はこの「苦」から逃れられないとして、 苦しいときにも安らかで満たされた心でいるためにどうしたらいいかを お釈迦様は追求し、悟りを開いたというわけです。 人に伝え教えるのは難しいと、自分一人でその境地を楽…

思い出に耽る事は過去に生きていることなのだろうか

涙が止まらない 高校時代の友人の葬儀が行われた日、私は一人でコメダ珈琲にいました。 休日で、お店の中は家族連れが楽しそうにモーニングを楽しんでいました。 本を読みに来たのですが、ふと今頃葬儀が始まったかしらと思ったとき、 涙があふれてきました…

「苦しい時は幸せの種をまいている」から「苦しさに堪える時が幸せ」へ

刻苦光明 花園大学公開講座 2018年「禅とこころ」からです。 円覚寺の南嶺管長が前管長から頂いた言葉です。 厳しい修行が続いたとき、 「苦しいときは幸せの種をまいていると思えば良い」 刻苦すれば必ず光明があるがあるというのです。 刻苦光明は白隠…

恋した人の宗教が自分と違ったら ちょっと甘い夢でした

リアルな夢 夢の中で恋をしていました。 私は結婚しているのかどうかわからないのですが、 若くて学者肌の男の人が私と結婚したいというのです。 なんだか本がたくさんあるお家の部屋を案内されて、 書斎みたいな部屋の奥に大きなお仏壇があるのです。 どん…

一期一会 もうこの部屋には戻れないかもしれない

股関節骨折 今月初旬、義兄が股関節骨折で入院しました。 朝方起きて部屋の段差で転んだのです。 78歳で脳梗塞の後遺症で失語症があり、 誤嚥性肺炎での入院歴もあります。 いったんは手術と決まったのですが、 発熱して手術は中止となり、療養型の病院に入…

夢の中で出てきた法話やお坊さん 諸行無常(訂正あり)

高校の同級生 高校の同級生で、僧侶の方がいます。 高校生の時から坊主頭で、夏休みにはお家の手伝い(家業?)で 檀家回りをしているという噂を聞いたような気がします。 その頃私は仏教のことはぜんぜん関心がなく、宗派もわかりません。 とても気持ちの明…

検索しても出てこないことが大切 南嶺管長の言葉から

法話三昧 相変わらず法話やら講義を聴き続けています。 夜中に目覚めても、ぜんぜん怖くないです。 次はどのお話を聞こうかと、動画を探すのが楽しみです。 佐々木閑先生の講義もどんどん続いて、 第6シリーズで阿含経の教えに入りました。 インド哲学、仏…