今回は5回目
4回目の記事を書けないままに今日は5回目がありました。
久しぶりに会場に行っての講習会参加。
コロナの不安がある人はZOOM参加も可能と言うことで、
会場10人ほど。
暑かったけど、講師の先生に直にお目にかかるといいです。
眠気にも負けずしっかり聞くことができました。
覚えているうちに一つメモを。
新しい知識
音訳と点訳合同での講義で、これからの方向というお話もありました。
表意文字を表音で訳していくことについて、
全く同じにはできない難しさについて時間が多く割かれました。
固有名詞、特に人名や地名の難しさです。
時代と共に上書きする必要があります。
埼玉県の鷲宮 ワシノミヤ か ワシミヤか
時代によって変わります。
地名が変わったことで、高校の名前も変わったのです。
どの時代かによって、読み分ける必要があります。
川端康成の『雪国』の冒頭。
「国境」をコッキョウ クニザカイ どちらで読むか問題。
一時「クニザカイ」と読まれたが、また「コッキョウ」と読むべきという研究。
一番新しい説を取り入れていこうと言うことです。
貧窮問答歌 いまはヒンキュウと読まないことがあるって
始めて知りました。
「びんぐうもんどう(の)うた」って読むらしいのですが、
それがどれくらい一般的なのか、わかりません。
難しいです。
WEBの信頼性について
調べ物をするとき、WEBは便利だけど真実とは限らない。
ウィキペディアは典拠にはならないと教えられました。
でも、今日の先生は「それは古い」と一蹴。
辞典だって間違いはある。
ウィキペディアで調べてそれを他でも確認すれば大丈夫だと。
音訳のやり方もどんどんアップデートしています。
統一ルールも正解もないというのが音訳の世界です。
一人の先生の意見を鵜呑みにできないところもあります。
他の受講生も仰っていたのですが、
利用者さんも多様になっていて、それにも応える必要があります。
専門性と迅速性、正確さか聞くときの心地よさか。
多様なニーズにどう対応するのかも考える必要があります。
学ぶことはたくさんあります。