70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

【音訳奉仕員指導者養成講習会】アップデートが必要

今回は5回目

4回目の記事を書けないままに今日は5回目がありました。

久しぶりに会場に行っての講習会参加。

コロナの不安がある人はZOOM参加も可能と言うことで、

会場10人ほど。

暑かったけど、講師の先生に直にお目にかかるといいです。

眠気にも負けずしっかり聞くことができました。

覚えているうちに一つメモを。

 

新しい知識

音訳と点訳合同での講義で、これからの方向というお話もありました。

表意文字を表音で訳していくことについて、

全く同じにはできない難しさについて時間が多く割かれました。

 

固有名詞、特に人名や地名の難しさです。

 

時代と共に上書きする必要があります。

埼玉県の鷲宮 ワシノミヤ か ワシミヤか

時代によって変わります。

地名が変わったことで、高校の名前も変わったのです。

どの時代かによって、読み分ける必要があります。

 

川端康成の『雪国』の冒頭。

「国境」をコッキョウ クニザカイ どちらで読むか問題。

一時「クニザカイ」と読まれたが、また「コッキョウ」と読むべきという研究。

 

一番新しい説を取り入れていこうと言うことです。

 

貧窮問答歌 いまはヒンキュウと読まないことがあるって

始めて知りました。

「びんぐうもんどう(の)うた」って読むらしいのですが、

それがどれくらい一般的なのか、わかりません。

 

難しいです。

 

WEBの信頼性について

調べ物をするとき、WEBは便利だけど真実とは限らない。

ウィキペディアは典拠にはならないと教えられました。

でも、今日の先生は「それは古い」と一蹴。

辞典だって間違いはある。

ウィキペディアで調べてそれを他でも確認すれば大丈夫だと。

音訳のやり方もどんどんアップデートしています。

統一ルールも正解もないというのが音訳の世界です。

一人の先生の意見を鵜呑みにできないところもあります。

 

他の受講生も仰っていたのですが、

利用者さんも多様になっていて、それにも応える必要があります。

専門性と迅速性、正確さか聞くときの心地よさか。

多様なニーズにどう対応するのかも考える必要があります。

 

学ぶことはたくさんあります。

 

無印カフェでランチ その後一駅歩きました