コロナ禍そしてコロナ以後も
円覚寺管長さんの対談は、禅僧でもあり精神科医でもある川野さんとの対談から。
何回かのシリーズですが、興味深くて一気に見てしまいました。
【お寺で対談①】禅僧、精神科医になったきっかけ、マインドフルネス取り入れたをきっかけ | 林香寺住職/精神科医 川野泰周氏・臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
今、心療内科のクリニックに駆け込んでくる方が多くなっているそうです。
大人も子供も大変なんです。
・リモートによる環境変化
・交流がなくなることによる不都合
・学校の休業で提出物が増えてストレスに
これらの生活の変化によるストレスは、適応するまでにとても時間を要します。
新しい生活様式と言われていますが、それは私たちにストレスを与えていることを認識する必要がありますね。
そして、コロナの終息後は、もっと増えるだろうとの予想に驚きました。
緊張の後の燃え尽き症候群が予想されるのです。
そんな中今できる心の整え方を提供したいと思い診療に当たっているそうです。
【お寺で対談②】新型コロナウイルス、心療内科・精神科の現状、この先のお寺の在り方 | 林香寺住職/精神科医 川野泰周氏・臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
宗教の必要性
そして、今宗教は必要とされているかどうかに話題が移りました。
川野さんは過去の例からも
歴史的な危機の後には心の時代が来る
だろうと予想しています。
川野さんはそのための心と体の健康のための場所として、お寺が使えると考えます。
以前から始めていたこの活動を、全国に広めていきたいという野望をもっています。
お寺を拠点に グループワークや対話を実践しています。
ユニークに精力的に活動しています。
叱られそうなので南嶺管長に献本はしなかったけど、
管長さんが勝手に手に入れてほめていた川野さんの御著書はこれ、
むつかしくなく、楽しくできる瞑想の本です。
ここにも若い熱心な禅僧がいました。