70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

還暦とは1回り回って元に戻ること

ヨーガ入門

父親が虚弱体質の為か、我が家には養生関係の本がたくさんありました

佐保田先生の本もそうですが、沖先生の本とか他には導引術・自彊術関係の本も読みました。 

jikyou.com

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夏休みの昼寝時に畳の部屋で、家族揃ってブリッジをしたことも懐かしい思い出です。

健康法を追求し続けた父は、大きな病気になることもなく、入院1週間くらいで老衰で亡くなりました。

傍で寝ていた私が気がつかなかったくらい穏やかでした。 

 

小学校では放送クラブ

私の通った小学校では、全国的にも珍しく実験的にテレビ放送をしていました。

放送部員だった私は、アナウンサーとして校内放送を受け持っていました。

お昼の給食を食べるときに、番組を放送していたのです。

場面を変える時には、手でカメラのレンズを塞いでカメラを動かしていました。

その時好きだった男の子と手が触れ合って、ドキドキしたのも懐かしい思い出です。

将来はアナウンサーになりたい、って子供心に思っていました。

 

還暦過ぎて

今公民館の和室で、佐保田先生の由来の健康ヨーガをしていると、家族でドタバタしていた子供のころを思い出します。

録音ブースにこもってマイクの前で音訳の作業をしているとき、アナウンサーになりたかった小学生のときの夢が叶ったようで本当にうれしいのです。

60歳過ぎてこんな楽しいことが始まるなんて、還暦は本当に1回り回って子供に戻るということなんですね。

あれこれ回り道や寄り道もして、今も迷走しているような気持ちですが、ここに向かって生きてきたのかしら、と思うこの頃です。

うちこさんの、「子供は今を生きている」という言葉を思い出します。

転んで泣いていても、次の瞬間パッと笑って歩き出す無邪気さです。

 

一回り回った私は無邪気な心を取り戻すところにきたのかしら。

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