70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

健康ヨーガの「三位一体」 集会禁止なのでヨーガの独習 基本の確認

ヨーガ禅の行法の真髄 

佐保田先生が主宰されていたヨーガ禅、日本ヨーガ禅道院認定教師の先生が

健康ヨーガとして教えてくださっています。

最初にいただいた資料を持ち出してもう一度確認。

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「三位一体とは」

体操と呼吸法と瞑想法の三つが三位一体的にとけあった行法です。

「体操」(調身)

「呼吸法」(調息)

「瞑想法」(調心)

 

これは密教で言うところの三密と同じです。

仏教用語。 主として密教でいわれ,身密,口密,意密の総称。 仏の身体と言葉と心によって行われる3つの行為は,不思議であることから三密と称される。 また衆生の身体と言葉と心によって行われる3つの行為も,その隠された本性においては仏の三密と同等であるとされる。

三密(さんみつ)とは - コトバンク

 

この三位一体の行法の実習をわかりやすく実習可能としたのが「四原則」です。

 

「四原則」とは

①動作はゆっくりと、なめらかに行う。

 できた姿勢を一定時間保持する。

 無理なく、心地よさを求めて。

②動作は呼吸と一致して行う。

 呼吸のリズムを大切に。

③体操中はいつも、意識を体に集中する。

「気づき」を持って行うこと。

④リラックスする

 

練習では 

先生が練習中によくかけてくださる言葉です

・体操は緊張と弛緩を交代

・リラックスの時が大切

・形の良し悪しを気にせず自分の可能な範囲で無理なく

・体操中に少しでも違和感を感じた時は、静かに解いて十分にリラックス

・体調に合わせて「心地よさ」を求めて

 

本当にゆったりと心地よい空気の流れの中での練習です。

座ったり横になっているときは、目をつむり自分の身体に意識を集中させます。

だから、時々右や左を間違えたり、先生と違ったことをしたりします。

でも、そんなことも許される、のびのびと心と身体を伸ばす体操の時間です。

 

佐保田先生はヨーガは宗教だと言いました。

でもアサナを特別な高尚なものに祭り上げないで「体操」と呼ぶ謙虚さがステキです。

 

体操をしながら、瞑想も呼吸法もできているというのがヨーガ禅です。 

今の私の、お気に入りです。