70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

私のひざ問題 ヨガで痛めてヨガで治した

結跏趺坐

坐禅の正式な座り方は結跏趺坐です。

両足首を反対側の太ももの上に乗せる形です。

ヨガではトータスアーサナ(蓮華座)といいます。

数年前にひざを痛めたのは、このロータスアーサナをしてです。

確か風邪をひいてそれが長引いたとき、

椅子に座ってもできるアーサナをと思って、

椅子の上で結跏趺坐で長時間座っていました。

そしたらだんだんひざが痛くなって腫れてきたのです。

無理な姿勢をしていたからです。

 

ヨガで治す

かなり痛くて整形外科に行ったらたぶん水を抜くとかになっていたでしょう。

その時期アイアンガーヨガに出会って、

ひざの故障の話をしたら

「治ります。水を抜いたりせずヨガの方法で治ります」

と確信を持って言われました。

以後ひざの故障を抱えながらも、

ジャンプはしない、チビベルトをひざの上に巻く、

などの指導の下にプラクティスを続けました。

全体の筋肉もつけながらだんだんひざの調子は良くなり、

今では全然痛みはありません。

ヨガで治ったと思っています。

 

姿勢

思えばアイアンガーヨガもアライメントを重視します。

心と体を正しく使うことです。

身体の各部の位置や向きが大事なのです。

 

アイアンガーヨガでの学びは禅の教えとも通じます。

心を静かにすること。

練習の最後は心を静めて瞑想の状態の時間がありました。

 

教室を出るときもその気持ちのままに出ていって欲しいけど、

練習が終わると歩き方がまた元に戻ってしまうと、

よく先生に嘆かれたものです。

日常生活のいつでもヨガであること。

歩いているときも食事をするときも、

と言う教えは禅に通じます。

 

日常の姿勢その物がアーサナともいえます。

 

ひざ問題

以前傷めたことがあるので、

私も無理に結跏趺坐をしない方がいいと思います。

だからイス座禅を深めたいのです。

アーサナを練習して自然に結跏趺坐ができるようになれば

それが一番いいのですが、

すべての人がそんな手間暇をかけられるわけではないです。

だからイス坐禅の工夫が素晴らしいと思うのです。

アイアンガーヨガの教科書です