早口を直すために
音訳でわたしの欠点の一つは早口になることです。
こんな記事を読んだことがあります。
元NHKアナウンサー登坂さんの言葉です。
原稿忘れてしまうと焦って早口になる。準備に万全を尽くすと視聴者がニュースを受け取って理解するまでの間を意識しながら原稿読むことができるようになった
充分な準備が必要だって事です。
行動して結果を求めることに意識が向きがちです。
ヨガでも先のことばかり考えたり、情報を取りに行こうと前のめりになるのが、顎が出ている私の姿勢に現れていると言われます。
口の中の異常
今口の中がヒリヒリ痛みます。
暮れからちょっと気になっていたのですが、舌の先端や奥の両端が痛むのです。
これは、歯で舌を傷つけているからだと思われます。
以前にもこんなことがあって、舌がんじゃないかと心配しました。
調べると理由は色々考えられるのですが、ストレスとか疲労もあるようです。
音読をしてみると、ある言葉で奥歯が舌に当たっています。
舌を噛まないような声の出し方を工夫してみます。
大きな声で本を読んだり練習しすぎたのかもしれないです。
困ったこととは思いながらも、口の中で舌や歯がどんな動きをしているのか、
のどの奥をちゃんと広げているか、考える機会だなって思うようにします。
目指すのは
録音図書を読み出すと、早く完成させたいと焦る気持ちが出ます。
でも、「早く」は求められていないのです。
ゆっくり自分の体調を整えながらすすめなさい、ってブレーキをかけてもらったみたいです。
1月第一週は広報の録音があります。
目指すのは
ゆっくり落ち着いた声でほっとする。
そんな自分の語り口で利用者さんに楽しんでもらいたい。
ゆっくり読むとは、一語一語をブツブツ読み上げるのではありません。
意味のかたまりで読むために、準備を万全にするのです。
つながり
今の私にとって
ヨーガ、インド哲学、仏教、断捨離、すべてがつながってきています。
音訳をすることは仏教でいうところの「利他行」でもあり、楽器としての身体を作るためにヨーガが必要ともなるとか、色々な方向でつながっています。
この輪の中に「自分軸」っていうのがだんだん鮮明になるのかしら。
頭の中で考えることが私の良くないところ、行動しなさいっていうのは禅宗の教えかな?
行動の手始めとして、断捨離ってことにもなります。
今年もこんなことを考え、行動していく一年になりそうです。
浅学非才を自覚しながらも、考え続けます。