60歳過ぎても進化中 ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。60歳過ぎてヨギーニをめざしています。

インボケーションと聖音

「オーム」

ヨガ合宿を終わって、感想というかアンケートを書いていて思ったことです。

たくさんの学びの中で、一番の発見だと思ったのは「オーム」の発声です。

毎回練習の前にインボケーションがあり、最初に「オーム」を3回唱えます。

その唱え方についても、体に響かせるとは思っていましたが、どこにどう響かせるかについて純子先生からの説明がありました。

 

マントラ

サンスクリット語で唱えるマントラには、その響き自体に力があるという解説を読んだことがありますが、信じられませんでした。

でも、今回少し実感できたのです。

 

お腹の底の方で「ア」と発声し、「ウ」と音が変わると胸のあたりが振動します。

「ム」と口を閉じると顔全体・頭蓋骨に振動が伝わります。

 

その振動の動きを意識しながら「オーム」を3回唱えると、体の真ん中の気道が整えられていきます。

 

背骨もまっすぐになり、気持ちが内面に向かって落ちつきます。

 

これがサンスクリット語の力なんでしょう。

 

マントラは日本語では「真言」です。真言密教ではこの言葉の力を使うのが祈祷というわけです。

 

統一・完成の象徴

ヘッセの『シッダールタ』で、主人公シッダールタが川の流れに悟りを開く場面があります。

川に含まれる千の声の大きな声が聖なる音「オーム」になる、印象的な箇所です

シッダールタがこの川に、千の声のこの歌に注意深く耳をすますと、悩みにも笑いにも耳をかさず、魂を何らか1つの声に結びつけず、自我をその中に投入することなく、すべてを、全体を、統一を聞くと、千の声の大きな歌はただ1つの言葉、すなわちオーム、すなわち完成から成り立っていた。(新潮文庫 高橋健二訳)

私は「オーム」と発声する時、いつもこの場面を思い浮かべます。 

 

インボケーション

ヨガセンターでは、マントラとは言わずインボケーションといいます。

インボケーションの意味が分からず、調べてみました。

「祈り」とか「祈願」「呪文」などの訳がありました。

あるサイトでは、神様の名前を唱えて、自分の中にその存在を入れるような解説がありました。

 

私にとっては、心を落ち着かせ、ヨガセンターがヨガの道場として自分を鍛える場所だとイメージする時間です。私のイメージは、緑の中で窓も壁もなく、柱だけがある開放的な道場です。

バリ島のヨガリゾートのカタログに出ていた写真を思い描いています!!!

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*バリ島ホテルでヨガのサイトから転載

 

そして「お願いします」と頭を下げるとき、指導してくださる先生にもですが練習をする自分の肉体にも「お願いします」といっていました。

 

今回の合宿で、自分の中に「正しさに導いてくださる神様」がいることも知りました。

 

その神様にも「お願いします」って唱えているってことも発見です。

 

シッダールタ (新潮文庫)

シッダールタ (新潮文庫)