70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

老いることが不安ではないこと

ヨガをしないと

ヨガでなんとか体調を保っているような気になっている私は、できる限り練習を休まないようにしています。

練習をしないとせっかくできていたことができなくなり、体が硬くなってしまうからです。

 

でも、それを不安には思っていないことに気がつきました。

硬くなったらまた練習をすればいいのです。

以前できたことができなくなっても、練習さえすればまた戻れます。

そんな自分への自信ができたことに、驚きます。

 

ヨガの練習を通して、体が確実に変わることを実感しているからでしょう。

 

だんだんできないことが増えても

そうはいっても、いつかはできなくなる時が来るだろうと想像します。

それも怖くないです。

今できることをするだけです。

 

できるようになることも、できなくなっていくのも、傍観者のように見ていこうと思っています。

 

そういうシンプルな考え方も、ヨガ哲学で学んでいます。

 

以前よりも物忘れが多くなっていますが、それだって悪いことばかりではありません。

自分が若いころ、どんなに元気だったかも忘れてしまいます。

だから、今の自分を嘆くこともないのです。

 

今できることをするだけです。

 

老年期を生きる

バガヴァッド・ギーターにこんな言葉を見つけました。

この肉体に宿る者(霊魂・個我)は、少年期・青年期・老年期をこの肉体ですごした後、他の肉体に移る。賢者はこれに惑わされない。(第3章12節)

生まれたからには死ぬのは必定。

そして、老年期を迎えているのはラッキーともいえます。 

 

どんな老年期をこの肉体ですごすのかは、自分でも決められます。