ひさしぶり
ヨガセンターに行くのが1週間ぶりになりました。
それを、「久しぶりです」って申告するのは私が毎日のように通っているからです。
1週間家を離れていたので、ヨガのアサナはほとんどしませんでしたが、姿勢を気をつけたり柔軟をしたりはしていました。
気がついた時に、ゴームカアサナ(牛)やガルーダアサナ(鷲)の手を組んだりしていましたが、立ポーズをする機会はありませんでした。
久しぶりの立ポーズですが、ひとつひとつの動きに身体が敏感に反応します。
ターダアサナから左足を60度内側に入れ、右脚を付け根から真横にします。
左足のかかとに乗り続けているか、かかとを感じ続けます。
右脚はひざも太ももも上にあげて骨を押します。
久しぶりの私の脳からの指令に、しっかり反応してくれるのです。
毎日通っていると、マンネリになっていたのかもしれません。
上手にできるかどうかでなく、いま体がどのように感じて反応するかを観察するのが楽しいです。
意識する
先生の言葉が新鮮です。
「感じてください。ヨガは感じることがとっても大切なんです。」
「骨を押しましょう。かかとの骨を感じることができますか?」
いつも言われていたのですが、久しぶりに聞いてそのインストラクション通りに意識してみます。
今日はかかとの骨を意識したら、レントゲン写真のように骨格をイメージすることができました。
こんな経験は初めてです。
いつもは傾斜板に乗ってもかかとの骨が感じにくかったのが、今日はかかとからすねあたりの骨も意識することができました。
足の形も骨でイメージして、母趾球と小指の付け根を意識することができました。
気持ちがよくて
立ポーズは連続で展開していくシークエンスでした。
ウッティタ・トゥリコーナアサナ
↓ ↑
ヴィーラバドラアサナⅡ
↓ ↑
パールシュヴァ・コーナーアサナ
何度も繰り返しして、足はよろけてしまいましたが、体は伸びて気持ちがよかったです。
苦手なパールシュヴァ・コーナーアサナですが、もう少し練習したら気持ちがいいところまでいきそうです。
疲れたとき
たくさん動いた後はスプタ・バッダ・コーナアサナでリラックスです。
実は練習の後で純子先生に「今週はリラックスだったでしょう」といわれて、「いえ、たくさん動きました」と答えてしまいました。
私にとって、立ポーズを連続するのはハードな練習だと思ったのです。
でも純子先生のお話で気がついたことがあります。
入門クラスの人は、リラックスのときも力が入っていて、リラックスになっていないのだそうです。
たくさん動いて、そのあとに思いきり力を抜くリラックスのポーズをすることに意味があるのかもしれません。
スプタ・バッダ・コーナアサナが入るシークエンスは、リラックスできて疲労回復のプログラムなのです。
スプタ・バッダ・コーナアサナは好きなアサナです。
簡単なようですが、上手く入れるかどうか奥が深いようです。
疲れたときはスプタ・バッダ・コーナアサナをするといいと言われます。
今の私はスプタ・バッダ・コーナアサナをするより、布団にもぐりこむ方を選んでしまいます。
自分で積極的に疲れを取ろうとしていません。
自分で疲れを回復する方法をヨガで学んでいます。
ヨガの修行は続きます。