70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

iPadを買う代わりに換気扇掃除というお金の使い方

iPad購入

古いiPadではOSのバージョンアップができなくなりました。

Kindleで本を読むときも、動作が遅くて誤作動のような状態になります。

最新機種の購入を考えました。

70,000円位します。

毎日必ず寝る前に脳トレのために数独パズルをしていますし、

f:id:hoymin:20210419222016j:image

プライムビデオは私の眠りのお供です。

これだけよく使っているのだから、最新機種を買ってもいいのではと考えました。

 

どうしても必要か

以前はカフェでブログを書くことにiPadを使おうと思っていました。

そのためにキーボード付きのカバーを買ったのです。

でも、そんなおしゃれな使い方をすることはなかったのです。

今の使い方では、古い機種でもそんなに困りません。

ITサポートの会で必要かなと思ったのですが、

そんな必要もなさそうです。

 

ちょっと視点を変えて

iPadを買わないとしたら、

その金額斑点何に使えるか?

今一番気になっていてお金を使いたいのは、

換気扇の徹底清掃です。

フィルターをお掃除するのは簡単ですが、

シロッコ部分ははずすのがむつかしいです。

分解してもあと元に戻せるか不安です。

上を向いて細かい作業をすることは、

辛いしケガの可能性もあります。

家事サービスにお願いすれば、

多分10,000円位でできます。

1年に一度お願いするとして、

iPadの購入するお金で5年くらい換気扇の徹底掃除から解放されます。

自分では定期的に簡単にするだけで済むのです。

自分も楽ですし、換気扇の性能も長持ちしそうです。

 

自分が気持ちよく暮らせるために、

こんな風に出費してもいいのでは。

 

むつかしいところは業者さんにお願いして、

毎日の掃除はこまめにする。

そんなふうな生活を自分に許してもいいのではないかしら。

 

iPadは古いので我慢します。

 

Youtubeでヨガも毎日が目標

f:id:hoymin:20210419222044j:image

料理研究家高木ゑみさんのこと 後悔しない生き方・日々の幸せを愛おしく

35歳で逝去

肺がんのステージ4を公表されていましたが、

ポジティブに闘病されて、肺がんも小さくなっていたそうです。

それが4月5日に急逝されました。

1月の講演会の様子が公開されていました。

動画を見て

「こんなステキな人がいたんだ!」と驚きました。

 

華々しい経歴なのですが、ご自身のやる気と努力も素晴らしいです。

人に騙されて(利用されて)精神的にどん底に陥ったことも正直に話しています。

 

www.youtube.com

 

超ポジティブ

お客様の多い家庭だったので、小さいときからおもてなしするお母様の様子を見ていたそうです。

学生の頃から料理家を目指し、各種料理学校に学びアシスタントなども。

お弁当を作って売り歩いたり、メディアへの売り込みプレゼンなど考えられることは何でも実行していくという勢いの良さです。

お料理教室を始めた頃は、ブログの更新を一日に3回続けたというエピソードでも

そのエネルギッシュな様子がうかがわれます。

でも、体力を過信してエネルギーを使いすぎことがこんな早い死につながったのかもしれないのです。

人に頼れば良かったとの反省です。

 

癌の原因

たくさん本を読み、癌について勉強しています。

癌の原因には4つあるそうです。

①身体の原因  2時半に起きて全部自分で準備

②心の原因 完璧を求めてストレスフルな生き方

③エネルギーの原因 ネガティブな気持ちが身体に悪影響

④魂の原因 魂が成長するための体験

特に高木さんは発症する前、夜中の2時半に起きて仕事をなさっていたそうです。

これからは人に頼ること、完璧を求めない生き方。

苦しい体験も成長過程と考え、発想の転換で未来に向かう生き方。

そんなことを語って下さっています。

 

 

大切なこと先延ばししない

コロナと癌が教えてくれたこと。

自分の人生がいつ終わりを迎えるかわからない。

長生きするようになって、日々をおろそかにしていないか。

先延ばししないで生きることの大切さを、語っています。

病気になって新たな価値観を得たという高木さんですが、

私たちもコロナ禍で新しい価値観を得たのではないでしょうか。

 

他人の評価を気にせず、

自分のやりたいこと、

自分の気持ちいいこと。

 

生きていることを当たり前と思わず、与えられていると思うことで

命の大切さを日々感じて、目の見えないものに感謝する。

 

若くして逝った高木さんのメッセージ、繰り返し見たい動画です。

f:id:hoymin:20210418194140j:plain

若葉が輝いている季節です

 

 

『勝間式ネオライフハック100』勝間和代著 アフターコロナはスローライフで

自由で快適な未来

コロナで価値観が大きな変革期を迎えています。

価値観が変わった事を認めましょう、というのが前提条件です。

(とかく現状維持に傾きがちだから)

アフターコロナはスローライフです。

そして副題には

「圧倒的に自由で快適な未来が手に入る!」

アフターコロナの生活=スローライフについての100のライフハック

ハックとは効率や生産性を高めるための工夫・取り組みのことです。

こちらを参照。 

「ライフハック」とは?家事の生活術以外の意味や使い方を解説 | TRANS.Biz

 

「はじめに」から抜粋
コロナ後は自分と自分の生活を大事にしながら働ける、スローライフなスタイルをどのくらい築けるかが価値となる。
変化に対抗する方法
1 変化を先取りする
2 どんな変化が来ても対応できるようにしておく 

 

不確実な状態が基本になる状態でサバイバルするために

求められる

1 どれだけどれだけどれだけ変化に耐え得るか
2 どれだけ変化にうまく乗ることができるか
3 新しいことを始めるダッシュ力はどれだけあるか

 

結論
変化に逆らうのではなく、変化を味方につける

 

 

目次より各種ハック

1 問題解決・目標達成(自分一人でがんばるな。環境と仕組みに注力しよう)

2 時間管理(快適な自由時間はいくらでも生み出せる)

3 インプット・アウトプット(情報を正しく取捨選択しよう)

4 お金(一歩踏み出すだけで、ラクラク貯まる)

5 思考法(考え方を変えれば、どんどん幸せになれる)

6 人間関係(良好な人間関係が人生を楽しくする)

7 片付け・料理(ロジカル家事で生活を豊かにしよう)

8 ヘルス(健康管理こそ未来への最大の投資)

 

Youtubeのまとめ

どの項目も勝間さんがYoutubeでお話ししていたことです。

目新しいと思う物はないのです。

ただ、毎日の動画を見ているだけでは、

情報が頭を素通りしてしまいます。

本を読むことで、自分の頭で取捨選択する機会になりました。

そして、勝間さんのお話に「うそ」がないとも思いました。

具体的な方法は、勝間さんが試行錯誤されていて進化や変更もあります。

でも、その時たどり着いている最新最上の知識を、私たちに分けてくださっているのだなあと心から思えました。

情報は受け取る側にも、心境や考え方の変化があります。

例えば私はお金について、もう増やすより使い方しか興味がないと思っていました。

でも人生100年時代だとなると、あと30年以上を収入なしで過ごしていけるのか、

考えを改める必要があるかもと思い始めました。

ライフハックもどんどん進化・変化していくのです。

 

本の読み方

一番参考になったのは、本の読み方。

どうせ忘れてしまうのだから全部を覚えておかなくていいってことです。

キーになる言葉なり項目を探して読んでいくと、読み方が変わるそうです。

気が楽になりました。

読んでも身についていないことが悩みでしたが、ひとつでも得ることがあればいい。

忘れてもまた読めばいいのです。

読んでわかることと、出来ることは違うという指摘も。

わかったと思っていても出来ていなかったら、それはわかっていないと同じ事。

耳が痛いです。

これがこの本の一番の収穫かも。

f:id:hoymin:20210417191726j:plain

 来年もこのお花を元気でみたいものです

 

『オリーブオイルと玄米のおいしい暮らし』有元葉子著 年齢を重ねてもチャーミングでいるために

玄米再開

玄米をまた始めてみようかしらとこの本を手に取りました。

おしゃれな有元さんが、玄米をどんなふうに取り入れているかしら。

 

全粒粉のパンや玄米が体にいいし,美味しいと思っているのですが

家族が好まないので全面的には取り入れられなくています。

 

有本さんは玄米を食べるようになってから太りにくくなったそうです。

玄米自体にパワーがあるので、簡素なおかずでも満足出来るのです。

私も玄米だったら、具だくさんのお味噌汁と漬物で満足出来そう。

ただ家族は???

 

何にお金を使うか

何を選ぶか、何にお金を使うか、有元さんの考え方が参考になります。 

食べるもの、着るも履く履く物、こういったものを買い求める際、何でも良いと言う人と、吟味して自分に合ったものを選ぶのではずいぶん差が出てきます。

暮らしを大事にする人は体に優しいものを食し、気持ちの良いものを身に付けているはずです。

 

 有元さんは玄米も美味しい産地から取り寄せ、調味料もこだわります。

探せば上質なものが何でも手に入る時代です。それもたいていはとびきりの値段ではなく、丁寧な仕事に対する正当な評価と思える、至極真っ当な価格と私には思えるものばかりです。

 

たくさん食べ過ぎることが私の良くない食べ癖です。

質の良い材料と料理方法へ、

だんだんシフトしていきたいです。 

 

年齢を重ねてもチャーミング

本の内容は生活や生きる姿勢にも及んでいます。

有元さんがチャーミングに年を重ねるために心がけていること。

・オリーブオイル

・玄米

・おしゃれを楽しむ気持ち

・姿勢(背骨におへそを近づける)

・いつでも笑顔

・「いま」にいつでも一生懸命

 

外国にはお手本にしたい女性がたくさんいます。

例えば、 ソフィアローレンはインタビューでこんな風に応えています

何でも食べます。

ただし少しずつね。

そして、歩きます。

歩く事は良い状態をキープするのにとても役立つのよ

 

有元さんも、毎日動き回り活動的に過ごすことを心がけています。

仕事でもボランティアでもいいから、

世の中のため人のために働き続けることを勧めています。

 

歩くこと、それならすぐに私もまねできます。

最近は歩くことでポイントがたまるイベントに参加しています。

 

だから散歩で春の花をたくさん見つけることが出来るのです。

f:id:hoymin:20210416202948j:plain

今日見つけた道路際の花壇

f:id:hoymin:20210416203051j:plain

個人のお宅の道路側

f:id:hoymin:20210416203142j:plain

今が盛り!!

 

身だしなみを整えること なりふり構わないのは努力不足かも


辻井伸行さんのTシャツ

ピアニストの辻井さんはコンサートではステキなタキシードに身を固めています。

リハーサルの映像を見たら、大きく背中に3の数字のTシャツ姿がかわいい。

お茶目なところもあるんだなって微笑ましかったです。

ご自分は目が見えないけれど、着る物をなおざりにしていないです。

それくらい洋服は着ている人を表現しています。

 

視覚障がいの方

全盲の女性が、どんな風に洋服を購入したり組み合わせを考えるかの動画を見たことがあります。

ショップの店員さんと相談し、家族に画像を送って見てもらっていました。

着ている物で自分を判断されてしまうから、洋服でも自分を主張するのだと思います。

ITサポートの会で知り合いになった方達も、髪の毛や洋服に気配りをされています。

私は鏡をさっと見て、前だけはブラシで梳かしても後ろは絡まっていたりします。

見えているところにとらわれているのです。

視覚障がいの方は、自分が見えていないけど他人からは見られていることをわかっていて、全身の身だしなみを整えることに気を配るのだと思います。

 

なんてズボラなのかしら

私は髪の毛を洗うのが面倒だからと、短くしています。

だんだん視力が衰え、細かいところが見えなくなってくると、

他の人も自分と同じように見えないのだろうと、

顔のシミやシワも気にしなくなりお化粧もしなくなりました。

どんどんズボラになり、なりふり構わなくなっていきそうです。

見えないから構わないのではなく、

見えなくても整える事って必要だなって思いました。

 

それは、掃除についてもいえることです。

ホコリが見えないからと掃除をしないと、どんどん汚れがたまり不衛生になります。

一見汚れていないような部屋も、ルンバでお掃除すると清々しく空気がきれいになります。

目で見えるところだけでなく、気持ちを込めて見えないところも整える。

大切です。

私ももう少し身だしなみに気をつかうようにしましょう。

 

 今日もルンバにがんばってもらいます。

f:id:hoymin:20210415204105j:plain

f:id:hoymin:20210415204409j:plain

花びらが散り敷いて

 

私に足りないのは全身全霊 辻井伸行さんの動画を見て

辻井さんの動画

盲目の天才ピアニストとして有名な辻井伸行さんです。

ドキュメンタリー的な動画をみました。

 

その後、連続再生で辻井さんの演奏動画を見続けました。

avex.jp

心地よい音色を楽しんでいたとき、

ナレーターの一言に心が震えました

彼のこれまでの努力という言葉です

持ち前の才能的はあったのでしょうが、

決して努力をしなかったわけではないことをあまり考えませんでした。

 

聴衆の外国の女性が演奏後泣いていました。

「ここに来るまでの彼の努力を思うと、涙が止まりません」

 

音楽が好き、ピアノが好き、だとしても練習が楽なわけないです。

何度も何度も繰り返し練習して、全身全霊を込めて練習したはずです。

全身全霊で努力した結果が美しい音色になって、人々の心に響くのでしょう。

 

全身全霊

私は全身全霊で何かに打ち込んだことがあったのかしら。

毎朝の呼吸瞑想で、南嶺管長さんが全身全霊で呼吸に意識を向けるとおっしゃいます。

チャットで「つい雑念が湧いてしまう」と書いた私に

「たった1分ほどです。この1分は雑念を湧かさないぞ、という真剣さです」

と応えてくださいました。

さらに

「全身全霊を打ち込んだ集中は大きいのです。1分で集中できる習慣をつけると、冷静になり正しい判断を出来るようになります。」

 

以来私は、呼吸瞑想をする度に「全身全霊」と心の中で唱えています。

それでもふと気がつくと雑念に心が奪われます。

そのたび、

「全身全霊、むつかしい」と思いながら呼吸に意識を戻すよう努めます。

 

今に生きる

「全身全霊」とは今の時間に真剣に取り組むことです。

過去や未来に全身全霊はありません。

たった1分の呼吸瞑想で集中出来ないと思っていますが、

毎朝「全身全霊」を意識する呼吸瞑想を続けることによって、

今に生きることの修行をしているとも言えるかもしれません。

 

禅とは日常の生活すべてが修行と言われます。

私の通っている健康ヨーガは「ヨーガ禅」の流れをくんでいます。

食事を作ること、食べること、掃除をすること、その瞬間瞬間に

全身全霊なんて大げさではないけど、意識を集中することは出来そうです。

 

私にとってブログ

大した生活はしていない私ですが、

ブログを書くときは、書くことに集中することができます。

自分の頭の中と心の中を総動員しています。

全身全霊とは言えないけど、今の自分に向き合う時間です。

それが、人の心に響くこともあったらいいなと思っています。

f:id:hoymin:20210414193838j:plain



自由についてと瞑想について マ・ティーダさんの闘い

コロナで制限されていること

コロナの新しい宣言で制限されているのは、

飲食店の時間制限と人の流通を押さえるために不要不急の外出制限です。

それまではあまりに自由だったので、

自由な往来が出来ないことが不自由に思えます。

 

ミャンマー

ミャンマーでは民主化要求の人々がたくさん殺されています。

自由を求めて声を上げた人が、殺されてしまうのです。

NHKの番組「こころの時代」でミャンマーの女医マ・ティーダさんの番組が再放送されました。

 

彼女は民主化要求でアウンサンスーチーさんの右腕として活動し、

投獄され6年間をほぼ独房で過ごした方です。

f:id:hoymin:20210413212016p:plain

上智大学での講演会のポスター

独房という知性も精神も無きものにされてしまう環境の中で、
自身がいかにして心を解き放ち、肉体的にも精神的にも自由を獲得しえたのかを語っていただきます。

講演会の抄録はこちら

 

独房の中でも、

今おかれている状態に、立ち向かうか逃げ出すかの選択は、私が自分の意志で決めるべきです。自由は私の権利であり、私が自ら所有しているものなのです。それなのに、なぜその自由を手放さなければいけないのか。自由を諦めるまで、もしくは自由を諦めない限り、私は人生の難局にどう向き合うかを自分で決められるし、自由を手に入れることができるのです。自分でどう生きるのかは自分で決められるはずだと思いました。

 

今持っている幸せ

彼女は独房の中では、長いときは23時間も瞑想をしていたそうです。

自分の心を見つめ続けたのです。

そして、自分の自由は外からは奪えないのだと結論します。

その強い信念で過酷な体験を堪えます。

コロナによって私たちが制限されているのは、彼女の境遇とは比べものにならないくらい少しの不自由です。

 

それでも大人も子供も心を疲れさせていることも事実です。

 

出来ないことを嘆くより、今できることを探していく心の持ち方が必要なのでしょう。

呼吸瞑想で新鮮な空気を「うれしい、ありがたい」と毎回思うこともそうです。

修行僧堂では禁止されることが多いです。

・好きなだけ寝る

・好きなときに笑う

・好きな物を食べる

・音を立てて食べる

禁止されるから、これが自由に出来ることの幸せを知ることが出来るのです。

 

コロナで制限がある生活は、以前の生活の幸せだったことを教えてくれています。

 

マ・ティーダさんは敬虔な仏教徒です。

瞑想をすることで、心の自由さを失わなかったとも言えます。

 

瞑想することは、

自分の幸せとか心の平和がどこにあるかを探す旅かもしれないです。 

f:id:hoymin:20210413214302j:plain

散歩の途中 ここにも幸せの種