70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

『はじめての「きくちたいそう」』菊池和子 著 日常で身体に意識を持ち健康を自分で作る

菊池体操

以前菊池体操の教室に通っていたことがあります。

確かに身体にはいいと思えますが、

楽しくなくて続きませんでした。

地味な体操をゴリゴリと進めます。

手首を回したり肩の可動域を広げたり、

思いがけないほど痛い思いもするのです。

場所が遠くて通うことの困難さもありました。

 

改めて本を借りて読む

以前は本もDVDも持っていました。

断捨離で処分したけど、ちょっと気になって図書館で借りました。

 

 

改めて読むと書いてあることにいちいち納得できます。

例えば足首回しについても、

テレビを見ながらではダメ、意識しなくては!

ということも以前はわかりませんでした。

形だけ真似ればいいと思っていたのですが、

たくさん本を読んで、とくに禅関係の本を読んで

体を意識することの大切さがわかってきました。

意識を散漫させず、一つのことに収拾することの大切さです。

「ながら」の行動は同時に何かできて効率的なようでいて、

実際は効果を薄めてしまっていることです。

 

手首を回して床を押す運動とか、

壁に向かって手をつき肩関節を伸ばす運動を思い出します。

とっても痛くて自分ではやろうと思わない体の使い方です。

そこまでしなくては健康になれないのかと思うほど。

 

この方法で健康を身につけたいと覚悟して

自分の家の近くに教室があって通えるならいいけど、

一人でするには楽しいとは言えない健康法です。

 

どの部分は自分の生活に取り入れられるか、

本の内容を頭に入れながら生活の中の運動を考えたいです。

 

関係本はたくさん出ています。

雑誌『ハルメク』での連載も何年も続いていて素晴らしい。

菊池さんは88歳になったそうですが、

以前と笑顔も体型も変わっていません。