ワクチン接種
コロナワクチン3回目の接種をしてきました。
接種前はなんだかモヤモヤした心臓が重い感じがしたのですが、
打ち終わったら元気が回復しました。
副反応とかそんなに心配はしていないのですが、
得体の知れない不安があるのです。
熱が出たときのために鎮痛と解熱のため
カロナールを200円で分けてもらいました。
いまのところ副反応なしです。
在宅医療
接種場所に選んだのは在宅診療に力を入れているクリニックです。
ご主人はホスピスでチャプレンを勤めていた牧師さま。
我が家の家族がホスピスでお世話になり、
ご家族で近くに住んでいたことがあります。
チャプレンとは教会・寺院に属さずに施設や組織で働く聖職者(牧師、神父、司祭、僧侶など)とあります。
仏教僧侶のチャプレン活動もあるんです。
クリニック内部
なるべく最後まで自宅で過ごしたいと思ったら、
この先生にお世話になるのもいいなって、
胸の内で思っていたので見学をかねての接種です。
駅前の小さなビルで、外目にはあまり人の気配がしません。
在宅医療専門で一般診療はしていないと思っていました。
初めてビルの中に入ると思いのほか広くてたくさんの患者さん。
ワクチン接種の方が多いのですが、
通院されている方はご高齢の方が多いらしく、
看護師さん達が皆さんとてもやさしい。
動きにくいご婦人の両手をとって案内していました。
注射をしてくださったのは、娘さんみたい。
小中学生の頃に我が家の前を通って学校に通っていました。
私立の学校らしく制服がちがって、
電車通学は大変だろうなと思っていました。
お母さんと一緒のお医者さんになって、
クリニックを支えているんだ!
パンフレットを見たら、ご両親はデイサービスも始めていました。
待合室には賛美歌のBGMが流れていて、
キリスト教精神が垣間見られました。
いろいろわかって見学した甲斐がありました。
みんな死に行くのだから
キリスト教でも仏教でもいいのです。
遠藤順子さん(それは遠藤周作さんの意志でもある)も
仰っていたように、
望むのは
患者さんが大切にされる医療、
死にゆく人が心安らかでいられる安寧の保証なのです。
生老病死の苦にまみれた世の中だとしても、
死ぬときは執着しないで「いい人生だった」と思って
死んでいきたいなぁ、と思っているのです。
余分なものは何もなくていい。