TEDのプレゼン
英語の勉強にもなるTEDのプレゼンを見ました。
わりと易しい英語でした。
ドイツで生まれ育った少年には、民族的なルーツであるアジアの智慧と
ヨーロッパの合理的なプラグマティズムとの選択肢があります。
両親が望む役に立つ資格(MBA)や学歴(2つの大学の学位)を手にしても、
彼はなにかが足りないと思いました。
そして僧侶として生きる道を選びました。
僧侶の生活
少林寺ではカンフーの練習もあり、体を鍛え抜きます。
自分自身を見つめる内面への探求と離れていません。
日常の行動規範も、修行のうちです。
彼の言葉で心に残った(良く聞き取れた!)言葉
I am not the body.
I am not the mind.
I am not my emotion.
it's just that I can see all these three aspects about me
体や心はあなた自身ではない、
それを客観的に見ている自分がいるのです。
ヨガにも禅でも繰り返し説かれるアジアの智慧です。
道を見つけること
人の生き方をコピーするのでなく、
人生のマスターになりましょうと説きます。
人はそれぞれユニークで、それがいいのだから
(つまり多様性が前提)
自信を持って自分らしい道を生きればいいのです。
少林寺のマスターの例え話。
山の麓で山に登りたいと願う人がいます。
旅人に山の頂上の様子を聞きます。
もっと他の方法があるのではと、別の人にも尋ねます。
たくさんの人に上った方法や頂上での感想を聞きます。
でも、自分で上らないでは頂上での眺望を望むことは出来ないのです。
私は情報や知識ばかりを集めて、その先を実体験することに乏しいです。
掃除にしても、
庭仕事、ヨガ、瞑想・・・
自分の足で山に登りなさい!
と言われたのです。