お経を読む
僧侶の法話を聞き続けています。
(ちなみに、お坊さんが自分の思っていることを語るのが法話、
お釈迦様の言葉を伝えるのがお説教でした。)
皆さん、語りかけるようにはっきりした滑舌で良く通る声です。
毎日お経を大きな声で唱えることが、ボイストレーニングになっているのだと思います。
他にも
他の宗派のことはよくわかりませんが、お経の他にも声を出すことがたくさんありそうです。
声明とか、お詠歌など音楽のようなものがあります。
昔のインドと同じように、字を読めない人に教えを伝えるため、
絵物語とともに歌も使われたのでしょう。
その場にいる人と一緒に大きな声を出すことは、心身の健康にとても効果的だと思います。
夫に死なれた未亡人も、毎日仏壇にお経を上げていたら、うつ病予防になります。
宗教を無くしてしまった現代は、心も人にさらけ出さないし、声も出さない。
だから自分に閉じこもって鬱にもなりやすいんじゃないかしら。
だから音訳も
そう考えると、音訳のボランティアを始めたことは本当に良かったと思います。
声を出すために、姿勢や呼吸法に気を配り、それがヨガとか座禅ともつながります。
滑舌をよくするために大きく口を開けると、顔の表情筋を鍛えてくれます。
のどを守るために風邪をひかないよう用心し、健康になってきます。
漢字の勉強、俳句の勉強で、頭の体操。
市の施策や各種インフォメーションを丁寧に読むから、思わぬ幸運を見つけることも。
60歳過ぎての巡り合わせに感謝です。
それに飛びついた私を、良くやったとほめてあげたい。
おもしろそうだと思ったら、尻込みしないで飛び込んで良かったです。