お寺が地域コミュニティの軸
お寺は昔は地域コミュニティの中心でした。
今だってそうなれるのではと活動している若い僧侶が対談に出てきました。
【お寺で対談①】祖父母のお寺と思い出 / 人と人とのつながりの大切さ / 師匠の一言と母からの一冊| 僧侶 小池陽人師・臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師
笑顔がさわやかな若い僧侶です。
声も話し方も魅力的です。
神戸須磨寺の副住職さん。
大学で地方創生を学ぶ
地域コミュニティの復活のための活動を始めています。
本も出版。
それまでも毎月の法話をアップしていたのですが、
緊急事態宣言が出てからは、毎日アップでお話しされたそうです。
緊急時にお寺が何ができるか、どうやって人に寄り添うかを考え、
素早く行動に移したのです。
葬式仏教からの脱却を目指す若者です。
バラエティ豊かな法話
これまでの法話がたくさんアップされています。
ご自分の修行体験から、お経の内容など仏教の知識をわかりやすく。
社会問題に関して精神科医の意見なども参考にしながら、ご自分の考えもしっかり話しています。
人間関係が希薄になって、生きづらくなっていることを危惧しています。
地域コミュニティをつくって、
「慈悲」= 苦しみを取って、楽を与えたいと願っています。
落語の人情噺が好きだと言うだけあって、話術も巧みです。
親近感
法話で本を紹介。
ヘッセの「シッダールタ」が何回かに分けて取り上げていました。
私の大好きな本だから、すっかり親近感を持ち須磨寺のことも好きになりました。
コロナが収まったら、須磨寺にも行ってみたい。
法話の最後に空海さんの名前を3回唱えることがあり、私もそこだけ一緒に声を出したりします。
私がお経(もどき)を読むようになるなんて、思ってもみなかった変化です。
こんな自分の変化も楽しい。