70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

情報と知識と智慧を区別する インド哲学から

インド哲学のことば

うちこさんがよく話されていました。

インド哲学では言葉の定義を正確にします。

知るにも何を知るかでレベルがあります。

自分が身につけたい、獲得したいと思うのがどのレベルかを

意識したいと思います。

情報 (インフォメーション)

絶えず変化していく。

必要とされる期間が短く、不要になるのも早い。

いくつかは有効なもので長く有効なものも。

IT関係は情報ばかり。

ゴシップなんかは情報にもならない。

 

知識 (ナレッジ)

学んで身につけた学問など。

AIはこれが得意でしょうね。

でも、

英語の単語をたくさん知っていても、それを使いこなせなくては意味がない。

それを使って伝えたい内容がなければ、宝のもちぐされ。

知識は、時間と共に忘れてしまうことも多い。

 

智慧 (ウィズダム

自分の中にしっかり根付いている知識の精髄。

世の中の動きに流されない自分の軸を作ってくれ、

誰も奪うことができない価値あるもの。

インド哲学の輪廻思想では、

魂と共に次の肉体へも持って行くことができるとされ、

智慧の獲得を人生の目的としているそうです。

 

なりたいのは

智慧ある人になりたいです。

(思うだけなら簡単・・・)

たくさんの情報にアップアップしてしまいそうです。

どんな人になりたいか。

どんな生活をしたいか。

何を大切に行きたいか。

 

考えることを続けながら。

動き続けるより、立ち止まることも恐れないで。

死ぬまでこんなことを考えていくのでしょうね。

 

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