60歳過ぎても進化中 ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。60歳過ぎてヨギーニをめざしています。

『繊細さんの本』武田友紀著 誰にでも効く楽に生きる方法

繊細さんとは

副題の『「気がつきすぎて疲れてしまう」が驚くほどなくなる』に興味を持ちました。

HSP(highly sensitive person)についての本です。

日本でも最近よく知られるようになった概念です。

「とても敏感な人」「敏感すぎる人」のことで、

人間関係に悩んだり、生きづらさを感じる人の多くが

生まれつきのこの性格を持っているようです。

著者の武田さんはご自分もHSPです。

HSPでも社会参加して幸福に生きることが出来る、

その考え方と方法が書いてあります。

HSPの方を愛情を込めて「繊細さん」と名づけ、

執筆活動と共にたくさんの繊細さんの相談にのっています。

 

私は「こわがり」とか「人に疲れる」

などがありますが、定義どおりの繊細さんかどうかはわかりません。

f:id:hoymin:20210619191531j:plain


 

繊細さんの4つの特徴

HSPの方が必ず持っているという4つの特質があります。

NHKのサイトにわかりやすい解説がありました。

www.nhk.or.jp

①ていねいで深い情報処理を行う

②過剰に刺激を受けやすい

③感情の反応が強く、特に共感力が高い

④ささいな刺激にも反応する

 

綿晋場合、①の深い情報処理を行うは該当しないから、

繊細さんではないかもしれないです。

 

4つ全部が当てはまらなくても、誰にも思い当たる部分はあるのではないでしょうか。

また、誰の人生にも山あり谷ありです。

上手くいかないとき、トラブルや災害に遭遇したとき、

心が弱く敏感になったとき、「繊細さん」の生き方が参考になります。

 

本音を言うこと

人に助けを求める、 自分の本当の気持ちを確かめて無理をしないことが繰り返し書いてあります。

「ちょっと、お願い」を気軽に言うこと。

アサーティブにいうには、

「これをしてくれたら、私はとっても嬉しい。助かる。」

こんな言葉で、自分の負担を減らしてみましょう。

そして

「こうしたい」は本音の可能性がありますが

「こうしなきゃ」は世間での評価を気にしてで本音ではない

 という指摘は、おもしろいです。

例えば私はヨガをしたいのか、しなくちゃと思っているのかの問題です。

日課に入れているのに実際にしないのは、「しなくちゃ」という思いだけで、

本音ではしたいと思っていないのかもしれないのです。

そのように心を観察し、本音を大切にする生き方を筆者は勧めています。

 

安心できる場所

心と体がのびのびすると、繊細な力を発揮することが出来ます。

のびのび出来る場所とは、安心できる場所です。

本の中では自分の部屋やお気に入りのカフェ、公園などを上げています。

カフェに行くこと、例えば私が無印のカフェに行きたいと思うことは

心と体をのびのびさせ、本音に気がつき、自分の力を発揮するためには

必要な場所なんですね。

鎌倉の円覚寺もそうかもしれない。

それらに行けなくなったこの2年は、そういう意味でも心にダメージを与えているといえます。

少なくとも自分の部屋だけは、安心できる場所にすると共に、

家族にとって家が安心できる場所にしようと心に決めました。

 

不快なもの

繊細な感性は不快なものや嫌なものを感じ取ります。

そんなときは、自分には必要がないものとして、すーっと流します。

自分がやりたいことは何か、本音を聞きながらそれをかなえていく。

小さな事を実現させて、「自分にとっていいこと」を選んでいくと、

不快なものは流していく力がついてくるのだそうです。

これは単なるポジティブ思考ではありません。

不快なものの存在を無視するのではなく、

存在は認めて客観視し、こだわることはやめようと自分の意思で決めるのだと思います。

とらわれない心は、仏教の執着しない教えにも通じるものです。

 

繊細さんだけでなく、誰にでも効く「楽に生きる方法」です。

 繊細さんシリーズたくさんあります。

1冊読んでみたらいかがでしょう。