70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

緊急手術 医療従事者の方の余裕に救われる

突然の入院

家族が夜中に不調を訴えたので夜間救急を受けいれている病院に行きました。

ベッド数500以上の地域では大きな病院です。

救急の処置をしていただき一般の診察を受けるため予約しようとしたら、八時半の開始の1時間前に数十人の人が受付を待っていました。

外出自粛で人けがないのに慣れていたので、びっくりです。

 

その後も診察・各種検査と続いたのですが、どこでも待っている人がたくさんです。

 

外出はコロナが怖いくて外出を控えていましたが、病気でやむなく通院している人がこんなにいるという現実を想像できませんでした。

 

その後家族は緊急手術で入院ということになり、私は10時間以上病院にいることになりました。

 

病院が大きくて迷子になるやら、突然のことで手続きに戸惑うことばかりでした。

 

そんなとき、どの医療従事者も穏やかで優しくて、本当に驚きました。

お医者さんも丁寧に説明をして、それもにこやかで親身な態度なんです。

手術直前に診察券を看護師さん達が探しまわり、あげく私のバックから見つかったときも、責めることなく笑って「良かったです」と言ってくれました。

1週間前から現場に出たというピチピチ看護師さんが、「入ったばかりなのですみません」と謝ってくれたりしたんです。それを先輩達が笑って見守っているのを見て、雰囲気がいいなって思いました。

 

医療崩壊させない

今、緊急事態宣言が出されているのは、感染拡大が続くと医療崩壊が生じるからです。

今回の手術・入院でお医者さんも看護師さんも優しいのは、余裕があるからに違いありません。

これが、能力以上の患者が押し寄せ、命の選択を迫られ、自分の命の危険も大きくなったとき、今のような優しい医療・看護ができるとは思えません。

今、必要に迫られて通院治療している方達が、どうなってしまうかも心配です。

 

本当に、本当に、医療従事者の方達が体力と気持ちの余裕を持って診療に当たれるように、感染のピークを低くしなければなりません。

 

家族は急性の虫垂炎と言うことで、手術をして1週間程度で退院できる予定です。

もし、新型コロナ感染が拡大していて救急受け入れを拒否されていたらと考えると怖いです。

 

感染拡大防止に自分でできること、外出の自粛、自分や家族の命のために実行したいです。

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桜はもう葉桜になってしまいました