作業継続
広報の音訳は、非常事態宣言が出されても作業依頼されています。
市の広報課からは、感染防止に留意して作業してくださいとの連絡があり消毒用シートの支給もあったそうです。
その連絡がリーダーから回ってきたのですが、その中の言葉がステキでした。
「リスナーさん達はわたしたちよりも不安な毎日だと思います。いつもと同じ声で安心をお届けしましょう」
ここまで気配りできるのは、長いボランティア活動でリスナーさん達の気持ちがよくわかるからなのでしょう。
単に内容を伝えるだけではなく、安心も届けることができるのです。
「たとえ同じ文章でも、読み手語り手によって内容と心がどれだけ違ってくることか。」(加賀美幸子『ことばの心・ことばの力』より)
今は例例会も勉強会も中止です。家で自主練習を続けて、安心・安定した読みが出るよう、精進は続きます。