死んだあとのこと
自分が死んだあと、家族が困らないように準備することはいくつかあります。
わかっていても、なかなか具体的に手をつけることはありません。
でも
「絶対に死ぬのよね!!」ということばに、皆で考えてみました。
・どんな葬儀をして欲しいか
・納骨はどこに
・誰に知らせて欲しいか
などを話している内に、ステキな実例を知ることができました。
自分で書いておく
ある知人の方から、死後にはがきが来たそうです。
自分の死を覚悟してから書かれたのかもしれません。
仕事などでお世話になった方に、お礼の気持ちを自分の言葉で書いてあったそうです。
その話を聞いて、じーんとなりました。
受け取った人も、とてもうれしいだろうと思うのです。
書いた方も、宛名を書きながら、内容を考えながら、自分の人生を振り返ったことでしょう。
たくさんの人にお世話になり、幸せな人生だったと思えるでしょうか。
感謝の気持ちを伝えられなかった人には、悔いのないように「ありがとう」と書けます。
残された人に、自分のありのままの気持ちが届けられます。
通り一遍の挨拶状にはない、素の感情を届けることができます。
今書くとしたら
お茶目な私たちは、死亡通知も面白がります。
「官製はがきじゃ駄目よね。郵便料金が変わるかもしれない」
「私たちの方が長生きして、死んだ人のところに自分で届けるようになったりしてね」
「関係が疎遠になって、出したくなくなるかもしれない」
おしゃべりは、果てしなく続きます。
はがきを書いたとしても、一年に一度くらい見直す必要があるね、って結論になりました。
死ぬまでの準備は、続きます。