70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

ブレインロックをはずす 差別とか偏見について課題が出ました 今から自由に生きる

目覚めた

夜中に目覚めて、その時の夢を鮮明に覚えていました。

教室の中で黒人の先生から課題のプリントが配られました。

差別について自分なりの意見をフリーで書くのです。

それが、自分の意見を書いても次に見ると他の人の意見になってしまう。

というか、他の人のプリントが手元にあるのです。

どんなことを書こうか、夢の中で真剣に考えていて夢から覚めました。

 

成長してからたくさんの本を読んで在日差別とか部落差別を知りました。

自分が小学校の時、部落は近くになかったと思うのですが在日の方はクラスに数人いらしたようです。

そういうことに疎い生活をしていたのですが、

中学の卒業証書に通名と違う名前の人がいて、

初めて現実を目にしました。

 

思い出1

中学の時、在日の人と授業中におしゃべり。

資本主義国と社会主義国とどちらが魅力的かについて。

わたしの主張は

ベルリンの壁を東から西に逃げる人はいるけど、

西から東に行きたい人はいないんじゃない?」

彼がボソッとつぶやいたのは

「僕が社会主義がいいと思うのは、流れている血のせいかな」

 

わたしには返す言葉がありませんでした。

今も時々思い出します。

今彼は差別をはねのけて大活躍しています。

 

思い出2

学生時代に他の大学の学生と一緒に勉強したり活動をしたことがあります。

その頃の政府のやり方についても若者らしく非難していたとき、

「でも僕が発言すると内政干渉になるから」と言われたのです。

知らなかったのですが、中国からの留学生だったのです。

特に好意を持っていたわけではないのですが、

この人とは結婚できない、

結婚を考えられないのだから好きになったり付き合うこともない。

とすぐに思いました。

その頃は親に反対される結婚なんて考えられなかったのです。

 

今だから

この頃読んでいる遠藤順子さんや伊藤比呂美さんの本の影響でしようか。

今だから、誰も叱る人がいなくなったから自分の思うように生きることが出来ます。

世間体とか身内に迷惑がかかるかとか、そういうしがらみから離れること、

今まで難しかったです。

 

自分の行動や思考を制限しているロックをブレインロックといいます。

そのブレインロックを外すことが、70歳以降を自由に生きる鍵になると思います。

自分が差別や偏見を持っていないかを考えることもですが、

意識して差別されたり偏見を受けている人の側に立つようにすることでもいいと思います。

視覚障がいの方の側に立つことも、その小さな一歩になるかもしれないです。

 

70歳を目前に、これからブレインロックをはずしながら本来の自分を見つける旅です。

本来の自分って、それが仏性だったらいいんですけど魔だったらどうしよう。

伊藤比呂美さんの本、図書館でたくさんリクエストしています。

過激なんです!!

 

仏教関係の著書も多く、

 

これをご自分で吹き込んだCDを見つけてリクエストしているので楽しみです。