言葉の力を信じています
ブログの文章にも参考になる本を読みました。
- 作者: 川上徹也
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2011/08/12
- メディア: 単行本
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川上さんはコピーライターです。
「言葉の力」でたくさんの仕事を成功させてきました。
人の心を動かし、行動を起こさせ、消費活動にも結びつけます。
人の心を動かす言葉は、借り物でない自分の言葉です。
どうしたら自分の言葉で語ることができるようになるか、
そのための技術が書かれています。
言葉の力を信じているのは、私も同じです。
言葉で人を元気にできたらと考えています。
この本の中にたくさんのヒントがありました。
語ることと書くことを意識して、言葉に力を与え、相手の心に響かせます。
心に響くだけでなく、相手の行動を変えることまで目指す技術です。
話すのも書くのも、短く
ダラダラと長い話をするだけで結局何が言いたいのかわからない人のコメントは、聞いていてイライラするだけ。一方短くはっきりしたコメントする人の方が、頭が良さそうに見えるし内容もよく伝わります。
私のブログも長く饒舌になりがちです。
コンパクトに1記事1話題を心がけていますが、もっと頭の中を整理して短くを心がけます。
本当に人の心をキャッチするには、まず受け手の立場に立って考えることが大切なのです、。
自分が話したいことを一方的に話すのではなく、それが受け手にどう伝わるかまず考えましょう。
自分のことを語るのではなく、読み手が読みたいと思える文章ってことですね。
それ一行にまとめると
いい質問は、1行で収まります。
そもそも世の中のほとんどの事は、1行で要約できるのです。
参考にすべきは、Yahoo!トピックス。
13文字であっても、必要最低限の情報は理解でき、詳しく知りたいと思わせます。
吟味して、最適な言葉とタイミングを選ぶのは、簡単なことではありません。
ヨガと一緒で、修行してこそたどり着けるのでしょう。
サビアタマの法則
「サビ」とは曲の中で1番盛り上がる場所。「サビアタマ」とは、通常、曲の後半に来る「サビ」をいきなり冒頭に持ってきてスタートさせると言う手法。
まずおいしい部分をきかせて、お客さんの心をつかむ、のです。
たくさんのブログがあります。
暇な人ばかりではないです。
要点を最初に書くことは、読む方への親切です。
これって考えたことなかったです。
決めの一行に命をかける
人前で喋るときには、この「決めの1行」を意識しましょう。最低限、これだけは残したいと言う1行を作っておくのです。
まずは以下の3点を意識することから始めましょう。
①化学反応が起こる言葉の組み合わせ。
②具体的な数字。
③巧みな比喩。
これを毎回のブログで成り立たせるのは、難しいです。
まとまった文章を書くとき、依頼されて書くときには是非とも取り入れたいものです。
そのためには、日頃からの修練が大切・・・・またヨガの修行みたいになってしまいました。
挫折や失敗を自己PRに使う
ブログで「こんなに素敵な生活をしていますよ!」
とキラキラ生活を自慢する方がいます。
そんなことはしないと思う私ですが、部屋の写真をとるときは急いで片付けます。
ハリウッド映画やテレビのドキュメンタリーなどでよく使われる手法が紹介されています。
①何かが欠落したもしくは欠落させられた主人公が
②無理ではないかと思うほど遠く険しい目標に向かって
③数多くの葛藤や敵対する者を乗り越えていく
人類共通の感動のツボなのだそうです。
単純に挫折や失敗だけを語っても効果は薄いです。
肝心なのは挫折や失敗をどう克服したかと言うことです。
できたことだけを書くのではなく、できるようになった過程が読む方にとって面白いです。
気持ちを「感動」「号泣」というフォルダーに投げ入れない
感動の中にもたくさんの感動があるはずです。1つとして同じ気持ちは無いのです。その人にしか表せない言葉もきっとあるはずです。それをただ感動フォルダーに投げてるだけではもったいない。読む人はフォルダーの中身が知りたいのです。
自分の言葉を使うには、抽象的な常套句を使わないことです。
それは気をつけましょう。
もっと違う言い方、書き方がないかを考えます。
編集することで、「自分の言葉」を見つける
すでにある情報であっても、独自の切り口で編集することで「自分の言葉」にすることができるのです。
人の体験、人の言葉、本の言葉でも自分の言葉にするための方法があるというのです。
編集すると言うことは、必要なものだけを並べ替えること。
必要なものだけを選び出す作業は、断捨離でも必要、共通してます。
同時に読んだ本
川上さんの著作3冊を一気に読みました。
『答えはすべて本に書いてある』は、お悩み別にお勧めの本が紹介されています。
『「強い文章力」養成講座』=読むだけであなたの仕事が変わる=
はじめは、オンライン学習サービスの教科書として書かれたそうです。
この中にも書かれていますが、わかっていることとできることは別です。
わかったことを実際に文章を書くときに生かしてこそです。
実のところ私は、これらを読んでからブログを書きにくくなりました。
今日も長くなってしまいました。
でも書き続けます。
修行は続きます。