図書館
コロナ肺炎騒動で図書館はお休みですが、
本をリクエストして受け取りだけはできます。
家にいて本を読む方が多いようです。
図書館には本の受け取りに訪れる方が多く、
受け取りを待つ本が本棚からあふれそうに並んでいます。
読書室の課題
女性作家の本を読む「読書室」は3ヶ月に一度。
次回は川上未映子を取り上げるので、いくつか読んでみました。
豊胸手術をしようとする母親と口をきこうとしない娘の物語。
文体になじめなくて、一回読んだだけでは良さはわからないのですが、2回目を読もうとは思えませんでした。
本の校閲を仕事とする女性の物語。
ちなみに校正は原本との間違いを直すのですが、校閲では原本というか原稿の
文章の意味や内容の間違いを探すというようです。
コツコツと仕事に打ち込んでいた女性が、始めて異性に心を寄せていく課程と結末。
読後感は気持ちよかったです。
小学校高学年の少年少女が主人公。
ちょっと気持ちがついて行けなかったです。
村上由香さん
川上さんの小説はちょっと共感できないと思ったので、面白そうな作家を探していたとき村上由佳の名前を知りました。
対談記事で自作を語っていて、母親との葛藤を自伝的にかいたのが『放蕩記』だそうです。
早速村上さんの作品をまとめて図書館にリクエスト。
面白くて一気に読み終えました。
厳しくしつける母親、叱られる(=怒られる)ことを恐れていい子を演じる娘の物語。
自分と似たところもある、でもまったく違う行動。
作家の苦しみ、作品を生み出すための努力、自分の内面と向き合う痛み、
ひとつひとつ逃げないで受け止めています。
村上さんは小説を書くことがとても好き。
これからも小説を書き続けていくのだろうと思います。
女性の心と身体のことを、きれい事でなく正直に書き続けていくと思うので、
しばらくは彼女の作品をまとめて読んでみます。
それにしても著作がたくさんあって驚きました。
図書館のリストが何ページにもわたっているのです!!
私が一緒に借りたのはこの作品。
図書館のは文庫本ではなかったです。
文庫本はちょっと目が疲れて読めません。
本の表紙を見ても、女っぽいですね。
ちょっと軽い読み物を読みたくて、雑誌も買ってきました。