アイアンガー師の言葉
志木のアイアンガーヨガセンターでは、入門クラスは認定指導員の先生が指導してくださいます。
センターの主宰者の純子先生はときどき指導に入って下さいます。
そんな時、長くアイアンガー師のもとで練習し人間的にも薫陶を受けていた純子先生は、アイアンガー師の言葉を教えて下さいます。
「アイアンガーグルジ(先生)はこうおっしゃいました」と話し出すと、私は一言も聞き漏らすまいと耳を傾けます。
毎回とっても素晴らしいと思うのですが、練習が終わった時には忘れてしまうことが多くてとても残念です。
今日は頑張って思い出してみます。
手の指の先まで
ターダアサナからジャンプして足を開くのですが、身体を大きく開き、手の先までしっかり伸ばします。
その時しょぼくなってはいけない、とアイアンガー師の言葉を教えて下さいました。
「こういうときアイアンガーグルジは、 Tip of the fingers とおっしゃったのです」
身体のすみずみまで意識を届かせなさい。腕は肩甲骨の中心から伸ばし、ひじも伸ばし、手の指の関節も伸ばし、爪の先までまっすぐ伸ばすのです。
心を込めて
ただ伸ばすのではありません。意識を届かせ、心も込めるのです。
いい加減ではなく、集中して真剣に自分の身体と意識に取り組むよう繰り返し指導されます。
「身体のすみずみまで意識も、こころも届かせましょう。」
と大きな声で厳しい口調で私たちに語りかけた後、
ニコッと微笑んで「さあ、Let’s go !」
とやさしくなります。
指の先まで心を込めてアサナをすること、いつもいつも思い出すようにします。
修行は続きます。