服装
おしゃれ、特に服装に関しては苦手です。
おしゃれにしたいけど、センスがなくてどうしたらいいのかわからない。
自分の軸が決まっていないのです。
外見なんてどうでもいい、
哲学者のシモーヌ・ヴェイユは、
「同じスカートに赤と緑の2枚のセーターを交互に着ていた」
んだからと思ったりします。
偏頭痛に苦しみながらも思索を深め、実践活動もした彼女を
心から尊敬していた若い時代があります。
「この洋服を着ると友達がよく似合っていうから嬉しい」
という言葉にふれると、外見も大切なんだと思い返したりしています。
ユニフォーム化
洋服の制服化とかスタイルを決めるというのがあります。
選択肢がありすぎるとエネルギーを無駄遣いになるというのです。
それも合理的で、魅力的だと思います。
向田邦子さんが勝負服として執筆時に来ていた洋服。
全国友の会で推奨されていたスモックエプロンも、
家事労働着として優れていました。
角田栄子さん
『魔女の宅急便』で知られる作家の角田栄子さん。
娘さんが角田さんの服装コーディネートの本を出しました。
おしゃれだった母親に頼まれて、洋服の一切をコーディネートします。
80歳になってもおしゃれで着心地がよく、安全安心な服です。
もうすぐ70歳の私が参考になることがたくさん。
シニアにはワンピースがお薦め。
ウエストを気にせず、上下のコーディネートもいらないからです。
確かに!!
そのワンピースの形を試行錯誤の結果、
定番の形が決まりお友達につくってもらっているそうです。
色や柄を楽しみ布地を変えることで、万能になります。
アクセサリーを軽くて鮮やかなプラスチックにするなど、
おしゃれ心を失わない個性的な工夫がたくさんあります。
角田栄子さんは少女心を失わない、シルバーヘアがすてきな方。
そのまま真似しても私には似合わないけど、参考になりそうです。