70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

『自分の時間を取りもどそう』ちきりん著 本を返す前に記録を残さなくては 時間の無駄です

生産性の追求

これまで生産性が追求され続けてきました。

どんどん生産性が高くなると、人はそんなに労働しなくても良いはずです。

身の回りでもどんどん変化しています。

 

たとえばレジは人が手打ちしていたのが、バーコード読み込みに移り、

いまではセルフレジが多くなっています。

ユニクロはカゴを置けば計算してくれます。

こうなると、レジ打ち名人はいりませんし誰もいなくても大丈夫になります。

 

ちきりんさんは車の自動運転もそのうちもっと普及するだろうと予想されています。

そんな時代に向かっていくにあたっての考え方を書いた本です。

 

大半の人が働かなくてもいいくらい生産性の高い社会が実現するかもしれない今、私たちには何が求められるのか?

それが本書のテーマです。

 

 

ブログの存在意義

以前はブログで稼ぐ人が多かったのですが、

いまは動画が隆盛でブログでは収入が望めないそうです。

マネタイズを考えていない私ですが、

ブログを読む人がいなくなっても書き続けるかは自信ありません。

ちきりんさんもブログの更新よりVoicyの発進の方が多いです。

 

でもブログにも生き残る道があると書いてあります。

文字(テキスト)の生産性の高さです。

動画や漫画に比べてテキストは地味で人気がありません。

日本語を読める人だけなので市場規模も小さい

ことを、ちきりんさんは残念だと思ったそうです。

でもテキストの優位性に気がつきます。

2時間の対話を聞くには2時間かかります。

倍速でも1時間。

でも書き起こし原稿だったら30分程で主旨を理解することができるのです。

 

確かに手芸や料理は動画で見るとわかりやすいです。

テキストより優位です。

でも伝えたいメッセージが難解な場合は、テキストの方がじっくり向き合えます。

私はオーディオブックの耳読も試してみましたが、

音が通り過ぎるだけで残るものが少ないように思えます。

短編であらすじがわかるだけならいいのですが、

じっくり考えたい時はテキストで行ったり来たりしながら、

時には立ち止まっての読書の方が良いと思います。

 

ブログを書き続けるモチベーションをもらいました。

 

返却前に

実はちきりんさんのこの本、

図書館に返却しようと思ったのですが、

自分で付箋を付けた所だけでも記録しようとこのブログを書きました。

そのまま返却してしまったらせっかく本を読んで考えたことが

頭に残っていないだろうと思ったからです。

それでは時間を無駄にしたことになります。

読んだだけでも頭の中に残るのかどうか、仕組みはよくわかりません。

ただ記録しておけば行動に繋げやすいし、

読み返した時に行動を起こすきっかけにもなります。

 

内容を全部理解しなくてもいい、

と思うと気持ちが楽です。

その時必要だと思ったこと、いいアイデアだと思ったことの1つでもいいから

記録して記憶にとどめやすくしておくことで、時間が無駄になりません。

もっといい事、大事なことも書いてありますが、

それは次回また読む時のお楽しみとしておきます。

 

考えたこと

本を返却したいまでも心に残っているアイデア

ゴールとか目標を持つこと

目標もないままに努力を続けていても、それは無駄な努力でしかないということ。

英語を使う未来がないのに毎日英単語のドリルをするのは全く無駄。

それと同じようなこと、していないかしら。

 

料理でもおいしい料理をいくつか覚え込んで回していけばいい。

新しいおいしいかわからない料理をレシピとにらめっこで作るのって

無駄な努力とも言える。

 

生活の無駄を省いて自分の時間を取りもどしたとき、

どんなことに時間を使いたいのか、それをしっかりイメージできるか、

そんなことを考え続けています。

アクセント辞典のカバー作りました

小さなのは付箋を入れるポケット

持ち手がついて運べます

夢中で作った時間はとても幸福でした。