落合恵子さん
クレヨンハウスのオーナーは落合恵子さんです。
文化放送のアナウンサーから絵本のお店「クレヨンハウス」を経営するようになり、
作家やエッセイストとしても活躍されています。
彼女の本を何冊か読んでいるので、「クレヨンハウス」に行ってみたくなりました。
子供を持たない生き方を選んだ落合さんにとって、クレヨンハウスは子供のようなもの。
居場所がない気持ちを抱きながら成長した彼女の、自分の軸となる居場所なのだろうと思い、どうしてもその場所に行きたくなったのです。
緑のおもてなし
お店の入り口から緑が一杯です。
お昼ご飯を食べたテラスも、よく手入れされた植物が目と心にやさしい。
自伝的小説『泣きかたをわすれていた』の中に、植物に寄せる気持ちが書いてありました。
お母様が過酷な生活の中で植物に癒やされます。
「懐くでもすり寄るでも媚びるでもなく、ただ自分の思うままに生きている」植物がすきなのでしょう。
お店のスタッフの方が、こまめに花がらを摘んでいました。
本屋さんだけど
クレヨンハウスは本屋さんです。
最初は絵本の専門店だったと思います。
(追記:子供の本の専門店が正確でした)
今は大人の本もあり、オーガニックの製品、自然食(有機野菜)のレストランまで。
私はまず3階に行きました。
「オーガニックコスメ&コットン&女性の本の専門店」とあります。
コスメは化学薬品を使わない自然由来の製品があります。
(動物実験をしないと書いてありました。)
ベビーやマタニティに、オーガニックコットンの製品。
そして本の品揃えが、クレヨンハウスらしさを発揮していました。
女性の身体と心、精神と哲学の学びを応援しているのです。
私が探したい情報の分野が全部あります。
・ヨガ
・心地よい天然素材で作る洋服の作り方
・健康と食事
など。
いつまでも本の背表紙を見ていたくなります。
そんなこんなで、1階の絵本などの児童書を見ずに帰ってしまいました。
次回はもっとゆったりした気持ちで本の冒険をしに来たいです。
久しぶりの遠出、冷たい小雨も降っていました。
家に帰ると身体をいたわるように、ゆっくり休みました。