70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

音訳の時 飾らず自分の体だけで勝負です

下準備をたくさん

一ヶ月に一回、図書館からの依頼で雑誌の音訳をさせていただいています。

未熟なので、先輩の指導をたくさんいただいての勉強時間ともいえます。

読む場所を指定されてから録音まで、2週間ぐらいあります。

漢字の読みを調べ、意味のかたまりを考えたりたくさんの準備をします。

10回以上は読みますが、そのたびに新しい発見があります。

アクセントの間違いに気づいたり、文意がより深く理解できるようになるのです。

 

時間も短くなって

最初の頃より慣れてきて、今日はいつもより収録時間も短くなりました。

それでも帰宅すると、ぐったりしました。

昨日まで、読んでも読んでも上手に読めないと気持ちが落ち込んでいました。

声の調子が定まらないのです。

明るい方がいいかと、声を張り上げて読んでみたら聞いていて嫌な気持ちになりました。

暗い声はよくないのですが、落ち着いたていねいな声を作りたいなって思うのです。

アクセントを直されることは少なくなりましたが、次から次へと課題が出てきます。

 

目標にしている「声」があるので、その読み方を目指して精進します。

 

服装

音訳の勉強会に行くとき、私はおしゃれができません。

読みがしっかりできないのに、外面を飾り立てることを恥ずかしく思うのです。

ぶら下がるピアスも好きなのですが、チャラチャラしたものをつける気にはなりません。

今日の録音の時も、先輩の方がマイクに向かったとき時計をはずしました。

金属の音が入ってしまわないようでしょう。

そのほか、みなさんスニーカーなど音の出ない靴を履いています。

カサカサ音の出る服装もだめです。

自分の体を使って、喉と胸腔を充分に使って「声で勝負」です。

ヨーガの道場に通っていたときも、木綿の洋服ばかりになりました。

今は、音訳のお仕事をする人としての服装が必要というわけです。

 

ミシンとロックミシンで次は何を作ろうかしら。

楽しみが広がります。

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色違いで作ったサコッシュ 布だから音が出ない