70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

音訳中級講習会を終えて とにかく練習だということ

冊子の音訳作業

今週は音訳漬けの毎日でした。

図書館関係で冊子の読みの本番があり、下調べと読みの練習。

家のパソコンで何度も録音し、聞いてみます。

聞き直すたびに、アクセントの間違いに気づきます。

 

私の癖は  

~~している  などの「いる」が頭高(あたまだか)になってしまうことです。

関西系の特徴なのかしら?

指摘されるまで、他の人と違うとは思いませんでした。

文中にたくさん出てくるんですよね。

これはもう、文中の「いる」に全部印をつけないと読み間違えます。

 

形容詞や動詞も、後に続く言葉によってアクセントが変わったりします。

「大きい」と「大きな」では、違うんですよね。

難しいです。

原稿は、アクセントやら息継ぎの場所・強調する部分などの書き込みで一杯になります。

 

広報は手早く

図書館の資料と違って、市報などは時間をかけていられません。

ルビのついた原稿をいただいて、その夜に文意にあわせた読み方を工夫し、アクセントを調べます。

その次の日には、録音室に行って一人で読んでみます。

パソコンを使っての作業ですから、何度も読み返すことができます。

前回は、音量への配慮が足りなかったので音量レベルをしっかり見ます。

市の担当者がつけたルビが間違っていることもあるので、自分でも調べます。

一応読み終えたところで、3時頃までかかりました。

その翌日には全員で作成にかかり、デージー図書にしてCDにコピーして郵送袋に入れるところまで一気にします。

私は前日読んだファイルを先輩と一緒にチェックするのですが、訂正に2時間以上かかりました。

アクセント、間、音量、写真の説明や説明を入れる場所、直されるところはまだまだたくさんあります。

今回は良しとしましょう、と目こぼししていただいたりするんです。

以前はあまりなかった「口中音」が、今回多かったのは体調のせいかしら?

冊子の読みでは気をつけた「いる」のアクセントが、市報ではまったく忘れてしまっていたのは恥ずかしい限りです。

 

先輩からは、前日録音するのなら訂正は5カ所くらいまでにしましょう、とハッパをかけられました。

 

そして講習会

今日は5回連続の中級講習会の最終回でした。

宿題はあるものの、録音がないから私はとても気が楽でした。

課題の部分の読みをしっかり予習して参加しました。

順番に読んでいくのですが、先輩方も先生にしっかり直されます。

上手な方には、先生の要求もレベルが高いのです。

 

共通して強調されたのは

「意味のかたまりで読む」

「相手に届ける気持ちで読む」

 

私が今日注意されたのは、文中で音が下がってしまう点でした。

私は一番新人ということもあり、やさしかったように思います。

読みはなかなかいいですよって、ほめられました。

音訳に明け暮れしたような今週でした。

最後に先生から優しくされて、本当にうれしくホッとしました。

優しくてチャーミングな、ステキな先生なんです。

 

市報での読みでへこんでいたのですが、とにかく練習すればいいのです。

次回の市報のときまでに、今より成長していることが目標です。

 

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柿が少し縮んできました

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