自己校正は諦め
10月に依頼された録音図書、読み終わりました。
下調べに2ヶ月くらい、読むのに3ヶ月くらい。
長い道のりでした。
初めてのこと、感染予防のため一人での作業で
不安がいっぱいでした。
音量、読み方、処理の仕方、今までの知識を総動員。
忘れてしまったこと、そこまで気が回らないことたくさん。
一応読み終えてから自己校正をゆっくりすればいいと思っていたのですが、
「早く校正者に渡した方が良い」とのアドバイスがありました。
自分でやっているとキリがないのです。
これまでは許される、これは治した方が良い、
その判断は校正の方にお任せすることに。
手渡してお願い
校正して下さる方は心から尊敬している先輩たちなので、本当に心強いのです。
(音訳には厳しいけど、親しくさせていただいてやさしい!)
顔を合わせて、自分の思いもいろいろお伝えしました。
「1冊目から完璧にできるわけない」の言葉で心が軽くなります。
校正をしていただくことで、私が育てられます。
録音図書をさせていただいたことに、感謝の気持ちしかありません。
コロナ禍で活動が制限される中、濃密な時間を過ごすことができました。
過ぎたこと(読み終えた内容)を悔やんでも仕方ありません。
自分のできる精一杯だからです。
校正で見つけて下さる私の誤読、読み癖、アクセント間違い、
すべてがこれからの私の糧となります。
社会と関わり自分も成長できる場に恵まれて幸せです。
先輩からいただいたプレゼントに、庭のビオラを入れて玄関に飾りました。