図書館イベント
音訳のボタンティアを図書館でしている関係で、中学生の読書発表会に参加しました。
ビブリオバトルとは、みんなで集まって5分で本を紹介。そして,読みたくなった本(=チャンプ本)を投票して決定する、スポーツのような書評会です。
それに参加した中学生が、お薦めの本を紹介するというイベントでした。
本が大好き
登場した中学三年生の3人は、それぞれ本が大好きで「今はまっている本」をそれは楽しそうに紹介してくれました。
司会者から、本好きになったきっかけを聞かれました。
「親が子供の頃から読み聞かせをしてくれたから」
「習い事をやめてすることがなくなったから、親から本でも読んだらと言われた。」
「友達がいなくて、オタクだったから」
他にもいろいろなお話があったのですが、環境とか周りの人間が大切なんだと改めて感じました。
今時の子供?イケメンの文豪達
昔の名作は読まないの?と言う質問がでました。
子供達は文豪が主人公になったノベルズから太宰治達の名前を知り、それからその人の書いた小説を読むようになったというのです。
文豪達が特殊能力を持って難事件を解決しているようなお話らしいです。
コミックスから始まってノベライズされアニメにもなっています。
私はこういう世界をぜんぜん知りませんでした。
どんな形であれ、活字を読んで自分の頭の中で想像力を膨らませていくことはいいことです。
受け身のネットやSNSばかりで時間をつぶすのではなくて、活字の魅力にどんどんはまってほしいです。
それから子供達はあまり図書館は使わなくて、本屋さんでお小遣いをはたいて購入しています。
公立の図書館には子供達に魅力的な本が少ないのかなって感じました。
学校の図書館の司書さん(?)には本の相談をするようです。
でも、本屋さんや著者にとっては本は購入してもらう方がいいですよね。
シニアの私は、すぐに図書館で借りようって思ってしまいますが。
環境作り
話を聞いていて家の中に本があること、すぐ手に取ることができることが大切だと思いました。
そこで、たまに家に来る孫や、自分たち大人のために本を購入!
うろ覚えになっている日本の歴史を、漫画で楽しく学びたいと思います。
近代と現代の歴史が別冊でついています。
昔私たちが習ったときと歴史の解釈も変わっています。
昭和天皇がどんな気持ちでいたか、なんてことも書かれていました。
本当の歴史ってものがあるのかどうかわかりませんが、正確な知識を子供達にも持って欲しいと思います。
テレビで流されている情報を鵜呑みにしないで、歴史観も自分のものを見つける努力が必要ではないかと思うのです。
中学生との交流で新しい視点をもらいました。
彼らのお勧め本
絵本は子供だけでなく大人が読んでも感動的ですよって勧められました。
- 作者: アーノルド・ローベル,三木卓
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1972/11/10
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新しいジャンルも知ることができ、こころも柔らかくなりました。