見習いさんから新人さんへ
*秋の空がきれいだったのですが、うまく撮れなかった・・
音訳活動は、広報や図書の録音の他に、利用者さんとの対面朗読があります。
今まで対面朗読の見習いで、見学を2回ほどしました。来月からはいよいよ新人さんとしてデビューです。
最初はほんのちょっとだけ読みます。
資料を渡され、下準備を始めました。
読めない漢字を調べることから始めます。電子辞書とインターネットが頼りです。
メルカリで売ることも考えていた電子辞書が大活躍。
アクセント辞典も入っているので、気になる単語は調べます。
こんなのも入っています。
録音・編集ソフト
いままでボイスレコーダーで録音して聞いていましたが、ソフトが手に入ったので音訳用の録音ソフトを使います。
間違えたらすぐとめて、やり直すことができるので便利です。
あとから上書きしたり、挿入編集ができます。
前後の「間」の編集もできる優れものです。
でも、
少し滑舌が悪かったり言いよどんだりしたら、すぐその場でやり直すことが大切です。あとからまとめてしようとすると、音調が違ってきたりしておかしくなりますから。
自信なさそうだったり、考え込んだりするとすぐ声に現れます。
平常心で淡々と読み進めることが大切。
心の安定と忍耐心が必要なんです。
ヨガで練習してきたことが役に立ちます。
新人でもお仕事だから
何年も活動している方に比べたら、私は当然下手なんですが、新人だから下手でもしょうがないというわけにはいきません。
利用者さんにとっては、今までの続きを期待しています。
担当者が変わったからといって、ガクンとレベルが落ちるのは申し訳ないです。
「今度の人は下手っぴーだなぁ」と思われないために、少しでも慣れるように一日何度も録音練習しています。
音訳は仕事としてやってください、と言われた先輩の言葉を胸に刻んで。
仕事だから守秘義務もあります。どんな内容をどんな方に読んでいるかは、書けません。
私の日本語力の向上に役立っているのがうれしいです。
こんな豊かな言葉の世界に触れることができて、私の進化は止まりません。