グルジのエピソード
純子先生が教えてくださるクラスでは、アイアンガーグルジ(導師)のエピソードをよくお話ししてくださいます。
グルジがどんなに人間的にすばらしいかを、私たち生徒にわかってほしいからだと思います。
お話を聞くためだけでも参加したいくらいです。
こんなエピソードも、
グルジは70歳過ぎてから、右膝を大怪我をしたそうです。
ヨガで長期間かかって治したのですが、その後左膝も怪我をした時
「これでバランスが取れた。」
と笑って言ったというのです。
グルジの生き方
普通はマイナスだと思えることも、捉え方次第です。
貧乏な家庭、病弱な身体もそれがあったからこそ知恵に恵まれたと感謝しています。
『アイアンガーヨガ完全マニュアル』でこんな文章を見つけました。
貧困は知識のための花冠の役目を果たしてくれた。もし、あのような貧しい家庭に生まれていなかったら、私は何も得られなかったかもしれない。貧困が何年も続いたことに感謝している。知識はこの貧しさから生まれた。
*監修は純子先生です。
貧しいことや病弱だったこと、容姿に恵まれなかったこと、すべてに感謝しています。
たくさんの逆境と困難を乗り越えて、築き上げた人格と哲学です。
その姿に、私はとても力づけられます。
怖いものがなくなります。
病気になること。
お金がなくなること。
年老いていくこと。
すべてを平穏な心で受け入れていこうという、気構えができます。
ヨガセンターでは
アイアンガーグルジから直接教えを受けた純子先生から、グルジの人柄や練習方法を伝えていただけます。
ヨガ合宿でも感じたことですが、グルジの「愛」が先生方を通じて私たちにも伝えられています。
その幸せをありがたいと思い、自分の練習にも励みたいです。