70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

熊野と高野山 まだ現金が必要な場所がたくさん 外国の方やキャッシュレス世代はどうする?

お賽銭

熊野三山高野山巡りの旅行ではお賽銭箱にたくさん出会いました。

熊野本宮大社では神殿内に並んだ4つの建物を順に参拝するというルールです。

そのどれにもお賽銭箱があります。

とにかくどこもお詣りは、賽銭箱越しです。

そのたびに小銭(お札でもいいでしょうけど)が必要。

若い世代はキャッシュレスで小銭を持ち歩いていないのでは。

熊野古道はこんな道

わたしはお賽銭なしでお参りだけしました。

神話はそれとして認めるけど、

神様がそこにいるとは思えません。

建物と自然を守るための寄付と考えればいいと思いますが、

作法としてお金を出すにしては、賽銭箱の数が多すぎます。

 

私の参加ツアーが早足でたくさんの寺社仏閣を回ったから、

よけいそう思ったんでしょう。

 

高野山では

スケジュールの関係で高野山滞在は短かったです。

でも金堂の中に入りたかったので500円の拝観料を出しました。

ほんの数分の滞在でしたが、これは出しても納得です。

ちなみに拝観料は自分で箱に入れるので、

おつりが欲しい人は社務所に連絡しなくてはなりません。

大雨の中だったから、小銭がないと困るところでした。

外国の方とか、張り紙も良くわからないだろうし、

現金を持ち歩いていない方は支払いに困るだろうと思います。

 

お土産に「南無阿弥陀仏」と燃えかすが残るお線香を買いました。

1箱1000円

これも奥の院の参道でのみ売っているのですが、

これらも現金のみだった気がします。

友達にも頼まれていたので3箱3000円。

現金が必要でした。

雨の中での購入も一苦労でした。

 

和歌山割り

政府の旅行支援と和歌山県のクーポン付きのツアーでした。

和歌山割りは2泊で4000円。

旅行中に和歌山県内でだけ使えます。

紙でもいいけどスマホのアプリでの使用を勧められます。

お土産屋さんではこの和歌山割りが使えるところが多く便利です。

ツアー参加経験が多いシニアはしっかりこの機能を使いこなしていました。

シニア世代のキャッシュレス普及の後押しをしていると感じます。

 

現金が必要

お賽銭だけでなく、おみくじや護摩木も100円硬貨を箱に入れる形式です。

500円硬貨しかないと困ります。

何か買いものをして100円玉を用意しなくては。

自動両替機が必要かも。

今は硬貨をお札にするのに手数料がかかるようになり、

お寺さんだって銀行に入れるのに困っているとニュースでありました。

特別契約してるのかしら。

 

お寺の境内で近くの方がミカンを並べて売っていたりするのですが、

これも現金だけですね。

 

今回の旅行では、

100円とか10円をいれた小銭入れが必要だと思いました。

数年もたつとこれがどんな風に変わっていくのか、

ちょっと楽しみにしたいと思いました。

和歌山の海岸線

ホテルからの夕景色 3人部屋を一人で快適でした